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日向坂46・佐々木久美、キャプテンは「タフにならざるを得ない」

映画

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佐々木久美

日向坂46

■坂道グループのキャプテンは「タフにならざるを得ない」



――映画では、活動への葛藤から涙するメンバーの姿や、過酷なパフォーマンスで倒れ込むメンバーの姿も記録されています。ただ、佐々木さんはそうしたシーンがほとんどなく、タフな印象を受けました。

佐々木:体力には自信がないんですけど、気力だけは自信があるんです。いい意味で楽観的ですし、1人でふさぎ込むこともあまりないです。キャプテンの立場上、気力で頑張っているところもあります。メンバーに何かを指摘する場面もありますけど、できていない人に言われたくないじゃないですか。私は「あなたはどうなの?」と思う人に言われても説得力がないと思ってしまうので、できることはなるべくやろうと心掛けています。

そんな思いもあり、過去のライブでは、しんどさを感じながらもステージへ立ち続けたこともありました。リハーサルで演出家の方に「ステージで倒れそうなら、倒れる前に捌(は)けろ。それがプロだ」と教わったことがあったんですけど、自分の限界がいまいち分からなくて。とりあえず「まだ行けるかな」と思いながら、気力だけでステージに立っていました。

――佐々木さんだけではなく、坂道グループには乃木坂46の秋元真夏さん、櫻坂46の菅井友香さんと、合わせて3人のキャプテンがいますが、皆さんタフな印象です。

佐々木:タフにならざるを得ない立場なんだと思います。例えば、ライブのMCでは絶対に話さなくてはいけない立場ですけど、仮に私がステージから急に捌けてしまったら、ほかのメンバーが対応したとしても、変な間が生まれてしまうかもしれない。そう考えると、責任感を強くせざるを得ないんです。


――強い責任感を持つキャプテンの役割ならではの大変さ、やりがいは何でしょう?

佐々木:メンバーが支えてくれるので、大変さはあまりないです。やりがいは、みんなが「キャプテンが久美さんでよかった」と声に出して伝えてくれるときに感じます。そう言われると「やっていてよかったな。こんな私でもそう思ってくれる人がいるなら、そう思ってくれる限りは頑張りたい」と思えるんです。最近は、ドキュメンタリー映画を見た同期の潮(紗理菜)から「久美がキャプテンでよかったって、映画を見て思ったよ」と言われました(笑)。

――SNSでは、佐々木さんにキャプテンとして信頼を寄せるファン“おひさま”からの声を見かけます。その反響は、佐々木さんの元にも届いていますか?

佐々木:レター(グループ公式アプリのファンレター機能)で届いていますし、オンラインミート&グリート(チケット制のオンライン交流イベント)で「推しメンではないけど、思いを伝えたくてチケットを取りました」とおっしゃってくださる方もいるんです。私みたいな人間に、チケットを取ってまで気持ちを伝えてくださる方がいるのはうれしいし、これからも頑張ろうと思えます。

――7月21日〜24日にかけて、櫻坂46との合同野外ライブ「W-KEYAKI FES. 2022」が開催されます。映画では、炎天下の過酷さもあった昨年のステージの舞台裏で、スタッフの方からパフォーマンスの質を指摘され、悔しがる姿も記録されていました。今年のステージで、リベンジしたい気持ちは?

佐々木:昨年は日中の炎天下のステージだったので、リハーサルから体調を崩してしまうメンバーもいましたけど、今年は夕方に開演するので気温の心配はないかなと思っています。本番は楽しかったですけど、パフォーマンスについて指摘された悔しさも残りました。今年はスタッフさんに自分たちの意見もきちんと伝えて、最後までみんなで楽しく乗り切れるよう、リハーサルから頑張りたいと思います。

(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:小川遼)

 日向坂46ドキュメンタリー映画『希望と絶望 その涙を誰も知らない』は全国公開中。

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