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『ONE PIECE FILM RED』“ウタ”名塚佳織דシャンクス”池田秀一、娘と父が対談! アフレコ裏話を明かす(ネタバレあり)

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池田秀一

■「シャンクスは私のもの」 ウタにとってルフィはシャンクスをめぐるライバル?


『ONE PIECE FILM RED』より(左から)ウタ役の名塚佳織、シャンクス役の池田秀一 クランクイン!
――改めて、シャンクスから見たウタやルフィはどういう印象だったと思いますか?

池田:僕は、個人的には古い人間ですから、ウタやルフィと一緒にしゃべっていたり、(赤髪海賊団の仲間たちと)一緒に酒を飲んだりしている感じっていうのは、僕の中では“昭和”みたいな感じがするんですよ。だからウタやルフィ、赤髪海賊団と、シャンクスの関係性は、僕としてはそういう“昭和”の香りかな。ウタに対する接し方も“昭和”を意識していたかもしれないですね。

――ウタから見たシャンクスやルフィはどういう印象だったと思いますか?

名塚:シャンクスは、自慢のお父さんだと思いますね。劇中でも「かっこいいでしょ」ってルフィに自慢するシーンがあるんですけど、ウタはシャンクスに心から憧れていて、本当に大好きなんです。これは映画連動回のテレビアニメで描かれていたエピソードですが、出会ってからだんだんとウタもルフィのことを頼っていったり、助けてもらったりするんです。それでも「ルフィより私の方がシャンクスのことを知ってるし、シャンクスはルフィより私のことを見てるのよ」みたいな独占欲がウタにはあって(笑)。だからこそルフィに対してはよりライバル意識があるような気がします。いいライバルであり、大好きな存在だと思います。

『ONE PIECE FILM RED』よりウタ役の名塚佳織 クランクイン!
――シャンクスとウタの関係も独特ですよね。親子であるのはもちろんですが、それを超える絆を感じます。

池田:僕は勝手に恋愛に近いのかなと思っているけど、ウタに対する気持ちって。

名塚:ウタの生き方や、歌にシャンクスもすごくほれ込んでくれているんですよ。だから海賊には音楽家が必要だって思ってくれているのかなって。たしかにそこは相思相愛な感じですよね(笑)。

池田:うん。そうだね。

名塚:ウタも、ほかのどこかで海賊がやりたいわけではなく、赤髪海賊団の音楽家でありたいと思っていて。

池田:うん。だから僕は…勝手ですけど、久しぶりにシャンクスが会いに来て、ウタが振り上げた手を止めて、「久しぶりに聴きに来た、お前の歌を」というセリフはもう…恋心ですよね。という意識で、僕自身は演じていました。実際は分からないけどね(笑)。今の若い子たちにも何か通じるものがあればいいなと思って演じました。


『ONE PIECE FILM RED』よりシャンクス役の池田秀一 クランクイン!
――最後に、お二人が思う映画の“胸アツ”なポイントは?

池田:歌がすごいですよね、やっぱり。正直言って、ああいうリズムやテンポは、僕の世代の感覚じゃないんです。でも、特に「新時代」という歌はすごく印象的で、覚えちゃいますもんね。どの曲も、おじさんたちでも何か感じますよね(笑)。

名塚:体も心も持っていかれる感じですよね。

池田:そうそうそう。

名塚:今作は歌がメインということもあって、注目ポイントだと思います。

池田:そうだね。

名塚:あとはやっぱり、シャンクスがウタに会いに来てくれるところ、そしてルフィがウタに諦めずに声をかけ続けてくれるところ。2人のその姿が私の目にも焼きついているので、皆さんもそこがきっとすごく印象に残るんじゃないかなと思います。(取材・文:海江敦士)

 『ONE PIECE FILM RED』は公開中。

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【ネタバレあり】『ONE PIECE FILM RED』“ウタ”名塚佳織דシャンクス”池田秀一、“父娘”対談

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