『ONE PIECE FILM RED』“ウタ”名塚佳織דシャンクス”池田秀一、娘と父が対談! アフレコ裏話を明かす(ネタバレあり)
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1997年の連載開始から今年で25周年を迎え、全世界累計発行部数が5億部を突破しギネス世界記録も更新した人気漫画『ONE PIECE』。そのアニバーサリーイヤーに公開された映画『ONE PIECE FILM RED』も大ヒットを記録している。本作では、『ONE PIECE』の重要人物である赤髪のシャンクスや、シャンクスの娘で世界的歌姫のウタがフィーチャーされ、主人公・ルフィとの絆も描かれていることも話題に。今回、ウタ役の名塚佳織、シャンクス役の池田秀一のスペシャル対談が実現! ルフィ役・田中真弓との共演、そしてシャンクスやウタ、ルフィとの絆について語ってくれた。
【動画】“ウタ”名塚佳織と“シャンクス”池田秀一が『ONE PIECE FILM RED』アフレコ裏話を語る!<ネタバレあり>
■「シャンクスのことだからおいしいとこだけ持っていくんだろう」と思っていた(笑)
『ONE PIECE FILM RED』より歌姫ウタ (C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
――今回『ONE PIECE』の劇場版では初めてシャンクスがフィーチャーされ、シャンクスの娘・ウタも登場します。
池田:映画への出演のお話を頂いた時は、「久しぶりにルフィがシャンクスを思い出してくれたのかな」っていうぐらいに考えてました。「1シーンか2シーン、出てくるくらいなのかな」と思っていたので、ちょっと油断していました(笑)。台本を読んで「あ、これはちゃんとやらなきゃいけないな」って思った次第です(笑)。
――名塚さんはシャンクスの娘・ウタ役での映画出演をどう感じましたか?
名塚:驚きましたね。私も、原作を読んでいましたし、まさかシャンクスに娘がいるとは思わなくて…!(原作ファンの)皆さんと同じように、ただただ驚きました。
『ONE PIECE FILM RED』より赤髪のシャンクス (C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
――今作の情報が発表されて、『ONE PIECE』ファンの方々もザワついたと思うんですが、お二人も周囲からいろいろと反響があったと思います。
池田:『ONE PIECE FILM RED』の超特報で、最後にシャンクスのアップが映るんですよ。僕自身は、その時点でまだ台本を頂いてなかったんですけど、(周囲から)「あれ? これは結構出番があるんじゃないの?」「もしかして大変かもね」と言われました。でも、まぁ「シャンクスのことだから、大変って言っても結局はみんなを騒がせて、おいしいとこだけ持っていくんだろうな」と思っていましたが(笑)、すごく活躍していて、とてもありがたいと思っています。
名塚:ウタの役を頂いてから情報解禁までの時間が結構長かったんです。決まってすぐに友達に言いたくてしょうがなかったんですけど、そこはグッと我慢して(笑)。情報解禁になってからは、みんなからお祝いの連絡を頂いたり、別の現場でも「あの『ONE PIECE』に出るんだって?」と同業者やスタッフの方々に声かけていただいたり、「楽しみにしてる」と言ってもらえたりして、改めて『ONE PIECE』という作品の大きさや期待度を感じました。
実際にウタのキャラクターと向き合う時に、「シャンクスに育ててもらったんだな」と感じる部分がたくさん見えてくるんです。きっとシャンクスの優しさと懐の深さ、愛情をいっぱい受けて育ったんだろうなって。大事にされすぎて、ちょっと箱入りなところはありますが(笑)、シャンクスのおかげで魅力的な女性になってるんじゃないかなってすごく感じます。
――ウタとご自身の似ている部分は?
名塚:決めたことを成し遂げたいっていう気持ち、絶対にやり遂げるんだ!というウタの思いでしょうか。私も途中で諦めたり投げ出したりするのはすごく嫌なので、彼女の人生を一緒に歩みながら“最後まで頑張ろう! 貫き通そう!”と思っていました。