衝撃のデビューから2年! 奥平大兼、スランプに直面して得た変化
奥平は「本質は変わっていないとは思うんですけれどね」と苦笑いを浮かべつつも「少し気持ち的には楽になって気がします」と本作を撮影して感じたことを述べる。続けて奥平は「そもそも『MOTHER マザー』という最初のお芝居の現場では、考え過ぎないでやるということを一番大切にしていたことだったので…」と原点回帰できたようだ。
これまでの2年間を振り返って「まさかこんなにいろいろな作品に出演させてもらえるなんて思ってもいなかった」と語った奥平。特にデビュー作となった『MOTHER マザー』の反響は、いまだに自身を驚かせるという。
「本当に多くの方に観ていただいたようで、僕がいままでテレビで観ていたような方々から『観たよ』と言っていただくことが多いんです。あの作品がきっかけで、いろいろ広がっていると考えると、怖さもありますが、とても大きな出会いでした」。
奥平がつぶやいた「怖さもある」という言葉。「評価されることがあまり得意じゃないんだと思います」と語ると「いろいろとお声をいただけるのはとてもうれしいのですが、絶対プラスの評価だけじゃないじゃないですか。自分自身、決してうまくできていると思っていないので、ネガティブな評価への怖さがあります」と素直な胸の内を明かす。「エゴサーチはしないのですか?」という問いには「作品自体の評価は見たりしますが、自分については絶対しないです」と苦笑いを浮かべていた。