今年20歳・吉田美月喜、いつか『吉田美月喜が主演だから安心だね』と言ってもらえる女優を目指して

映画

公開日：2023/1/27 06:30

■主演作が続々公開も「まだ何もできていない」　20歳目前の新たな目標とは？

　吉田は3月10日に誕生日を迎え20歳に。高校を卒業し女優一本の生活も2年という月日が流れた。

映画『メイヘムガールズ』で主演を務めた吉田美月喜（C）2022 ARTHIT CO,.LTD
　「高校を卒業するとき、母親に『この年で自分がやりたいという仕事を見つけられるなんてそうそうないこと。とても恵まれているのよ』と言ってもらえたんです。やるからには中途半端にやらず全力でやりなさいと喝を入れてもらったんだと思っています。18歳になってお仕事の時間も長くなって、オーディションの幅も広がったので、より責任感も増した気がします」。

　本作は、昨年行われた第35回東京国際映画祭で上映され、世界中の人の目に触れた。さらにレッドカーペットも経験した。

　「この映画は私にとって初めて撮影をした主演長編映画の作品でした。初めてって人生で1本しかない作品。それが国際映画祭にも出品していただき、大きなチャンスもいただけました。いまはまだ周りの人に支えられて大人になり切れない部分も多いですが、公開が近づき、この作品を無駄にしないようにと改めて気合が入っています」。

「第35回東京国際映画祭」オープニングレッドカーペットに登場した（左から）吉田美月喜、常盤貴子、前田敦子
　そんな気持ちで迎えた2023年。ヒロインとして臨む映画『パラダイス／半島』、さらに主演映画『カムイのうた』と作品が控えている。

　「ありがたいことに主演映画をやらせていただいているなか、現場では主演らしいことがまだ何もできていないなという実感がありました。もちろんすぐにできるとは思いませんが、新たな目標として、いつかは『吉田美月喜が主演だから安心だね』と言ってもらえるような女優さんになりたいです。そのためには一つでも多くの現場を経験して、いろいろな引き出しを増やしていきたいと思っています」。（取材・文・写真：磯部正和）

　映画『あつい胸さわぎ』は公開中。

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　昨年、映画『メイヘムガールズ』で主演を果たした女優の吉田美月喜。そして今年も続けて常盤貴子と共にダブル主演を務めた映画『あつい胸さわぎ』が27日から公開される。本作では、大ベテランである常盤との芝居や、昨年行われた第35回東京国際映画祭でレッドカーペットを歩くなど、新たな経験も数多くしたという吉田。自身も20歳という節目の年を迎えるにあたり、どんな思いで女優業に向き合っているのだろうか話を聞いた。 - クランクイン！は、映画、TVドラマ、海外ドラマ、アニメ、コミック、海外セレブ・ゴシップ、イベントの最新情報をお届けする総合エンタメニュースサイトです。