クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

今年20歳・吉田美月喜、いつか『吉田美月喜が主演だから安心だね』と言ってもらえる女優を目指して

映画

■母親役・常盤貴子は理想の女性像 共演は「本当にかけがえのない経験」

 母娘関係をポップなものにしている要因の一つが軽快な関西弁。常盤は関西育ちだが、吉田は生まれも育ちも東京。それでも流ちょうな関西弁で会話をしている。

(C)映画『あつい胸さわぎ』製作委員会
 「最初に監督と話したのが、あまり方言に気を取られ過ぎないようにしようということでした。私自身、以前に何度か関西弁の役をやらせていただいたことがあったので、撮影前にボイスサンプルはいただいていたのですが、無理せず出せる関西弁で行こうということになりました。ちょっと違うなという部分は、現場で常盤さんに直接直していただいたりもしたのですが(笑)。でも千夏が関西弁を使うのは母親とのシーンだけだったので、家族ならではの関係性という部分では、関西弁がいいアクセントになっていた気がします」。

 ダブル主演を務めた常盤は、数々の映画やドラマに出演している大ベテラン。吉田にとっても、公開は『メイヘムガールズ』が先だったが、長編映画の主演という立ち位置での撮影は、本作が最初だった。

 「私の母親からも“芯のある女性になりなさい”と言われていたのですが、常盤さんはまさにそういう女性像というか……。現場にいらっしゃるだけで安心感がありました。私の憧れの女性像がそのまま常盤さんという感じでした。あとは直接お芝居を受けて演技で返せるというのは、本当にかけがえのない経験でした。シーンごとにその雰囲気に持っていく間の取り方など、勉強になることばかりでした」。

 さらに芝居以外の細やかな心配りにも感激したという。

(C)映画『あつい胸さわぎ』製作委員会
 「和歌山での撮影の最終日、漁港の市場を常盤さんやスタッフさんと一緒に回っていたとき『私、魚大好きなんです』という話をしたんです。そうしたら、後日家に段ボールいっぱいの魚が届きまして…。『美月喜ちゃんの家族と一緒に食べてね』って手紙が入っていたんです。私だけじゃなく、家族までも気にかけてくださって、本当に素敵で格好いい方だなと思いました。私も常盤さんのような素敵な女性になりたいです」。

次ページ

■主演作が続々公開も「まだ何もできていない」 20歳目前の新たな目標とは?

2ページ(全3ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る