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King Gnu・井口理&馬場ふみか、不器用な2人が向き合う自意識とコミュニケーションの難しさ

映画

関連 :

井口理

馬場ふみか

King Gnu

■ライブでめちゃくちゃ目が泳いでいることも(井口)


井口理
 自意識に囚われ、人とのコミュニケーションが苦手で不器用なススメ。井口は「僕自身も不器用だと思う」と述べると「自分をコントロールできないことがすごく多いんです。ライブ映像などを観ていても、めちゃくちゃ目が泳いでいることもあります。表に出る人って、普通はちゃんと自分を律して感情をコントロールできていると思うのですが、僕はまだそれができない。結構致命的だなと思うんです」と苦笑いを浮かべる。

 一方の馬場も「基本的に不器用かなと思うのですが、多少の器用さはあるかな」と自己分析。続けて「年々人とコミュニケーションをとることが難しくなってきている気がします。若いころって思ったことをそのまま口に出してしまうことがあったのですが、いまは『これは言ったらダメかな』とか考えるようになって、結構思っていることが伝わらなくなってしまったり……」と語ると、井口も「そういう部分は似ているかもしれない」と追随していた。

 さらに馬場は「うちは父が単身赴任をしていて、母と私と姉で生活している時期があったんです。そのとき姉がとてつもない反抗期を迎えまして……。それを見ていた私は、あまり母親に対して反抗的な態度をとってはいけないんだと思って、自分の気持ちを飲み込むようになってしまったんです。ある意味で大人な立ち居振る舞いなのかもしれないけれど、どこかで歪んで爆発してしまうかもしれない。その意味で、私もススメ寄りの人間かもしれません」と語っていた。

(左から)井口理、馬場ふみか
 「自意識」という点について井口は「今回の作品に入るとき『井口君の自意識をそのまま出してほしい』というざっくりとしたオーダーがあったんです」と明かすと、「例えば僕が10代で抱えていた自意識みたいなものをすべて消化し終えていたら、たぶん今回の作品の話はなかったと思う。その意味で“いまのままでいいんだよ”と言ってもらえたような映画なのかも」と作品の持つメッセージに触れていた。(取材・文:磯部正和 写真:上野留加)
 
 映画『ひとりぼっちじゃない』は、3月10日公開。

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