クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

宮田愛萌、日向坂46卒業後の現在 今後は「本に関わって生きていきたい」 司書採用試験も受験

エンタメ

関連 :

宮田愛萌

日向坂46

■これからも「いつでも文章を書いている」と思う



――生みの苦しみもありそうですが、楽しんでいたとは意外です。

宮田:ずっと楽しかったです。自分だけで文章を書いているときは「これはどういうことですか?」と聞かれることもないし、打ち合わせでダメ出しされても「こんなに私の作品を読んでくれている人がいるんだ」と感動して(笑)。打ち合わせの日が待ち遠しくて「それまでに作ろう」という気持ちで取り組んでいましたし、執筆前にはプロットを何本も書いて「これだ」と思うものを編集者の方に送っていました。

――宮田さんにとって、小説家は天職なのかもしれませんね。

宮田:そうかもしれません。でも、苦しさで言えば…。集中するために、自宅ではなくシェアラウンジで書いていたんですけど、ドリンクが飲み放題、お菓子が食べ放題だったのでめっちゃ太りました(笑)。執筆期間は昼から夜にかけて、飲んだり食べたりしながら書き続ける毎日でした。

――努力の証しです(笑)。読んでみると描写がリアルで、特に、登場人物の大学生活を描いた「紅梅色」から感じられました。実際に大学へ通っていた宮田さん自身の経験が反映されていたのかなと。

宮田:実体験に基づく作品でした。執筆にあたり、出身大学で行われた卒業生がキャンパスへ足を運べるイベント「ホームカミングデー」に参加したんです。実際に構内を撮影したり、「主人公はここに座っていて」と想像しながら教室で座ったりしました。細かな設定を考えるのが好きで、参考のために過去の自分の時間割を引っ張り出して、作品では描かれない主人公たちの時間割も考えました。


――こだわりがすごい。収録された5篇は恋愛やノスタルジーなど、ジャンルはさまざまですが、全編を通して伝えたかったテーマは?

宮田:古典は「意外と面白い」と伝えたかったし、小説集を通してもっと興味を持ってもらえればと思いました。物語の中で、名著や文豪の名前、図書館で本を選ぶ場面も出てきますけど、『万葉集』の魅力はもちろん、ところどころに「本」のエッセンスも盛り込んだので「本は面白い」と思ってもらえたらうれしいです。

――そうした思いを込めた1冊で作家デビューとなりましたが、今後も「書き続けたい」という意欲は?

宮田:書けるのであれば、書きたいです。でも、小説に限らずいつでも私は文章を書いていると思いますし、「書くこと」自体をやめずにずっと継続していきたいと思っています。

次ページ

■「ひなくり2022」の翌週に司書採用試験を受験するも…

2ページ(全3ページ中)

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る