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山本美月、30代に突入して感じた変化 結婚して「安心できる場所ができた」

映画

◼︎“イマジョ”の正体とは…貞子と伽椰子との違いを分析

 もともとホラー好きの山本。「昔から妖精や魔法など非科学的なものが好きで、(ミステリー・マガジンの)『ムー』も読んでいました。お化けもいるのかもしれない、妖精だっているのかもしれないと、“非科学的なものが存在するかもしれない”という可能性を感じられるとワクワクする」という。


 本作には、“赤い女”=“イマジョ”という怨霊が登場する。ホラーアイコンが激突することで話題となった2016年の映画『貞子vs伽椰子』に主演した山本は、彼女たちの恐ろしさも身をもって体験してきた。そんな山本が感じた、“イマジョ”の魅力とは?

 「山本美月的には、貞子と伽椰子は、もう顔なじみの人。“知っている人”という感覚なんです」と楽しそうに目尻を下げ、「貞子と伽椰子についてはこんな経験をしてきたとか、こんな苦労があったなど、それぞれのいろいろなことを知っている。でも“イマジョ”って、“なんだかわからないもの”というところがものすごく怖かった」と未知な存在であることに震えたという。「目を背けたくなるようなバックボーンがあったり、水に濡れた髪の毛など見た目もとても恐ろしい。現場では、スタッフさんたちが直前までどのようなものが襲ってくるのかわからないように俳優部に配慮をしてくださっていたこともあり、ホラー描写のシーンでは私も本気で怖がっていました。リアルな恐怖の表情が映し出されていると思います」と新たな恐怖に出会ってほしいとアピール。

(C)2023「忌怪島/きかいじま」製作委員会
 さらに山本は、ホラーの撮影現場も大好きだと話す。「ホラーの現場は、美術部やホラー部の皆さんもみんな夢中になって、楽しんで作っている感じが伝わってきてとても好きなんです。“イマジョ”の動き方や倒れ方についても、みんなでアイデアを出しながら(祷)キララちゃんが一生懸命に演じていました。清水監督の現場は、とても穏やかなんですよ。ホラーの現場って楽しいなと改めて実感しました」。

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