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つるの剛士、当初は“イクメン”イメージに違和感も…50歳目前でこども心理学を学ぶ大学生になった理由

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■「50代を楽しむ土台作り」 それが僕のモチベーション

 イクメン、大学生、そして釣りやサーフィン、楽器、将棋に野菜作りなど、趣味の幅広さでも有名なつるの。最近では全国の大衆浴場めぐりにハマっていて、『つるの湯シリーズ』としてブログで展開するほどだが、このエネルギーはいったいどこから湧き出てくるのだろうか?

 「実は、『釣りビジョン』で奥さん(当時、スタイリストとして番組に参加)と出会って、それから子どもを授かっているので、僕の中のベースが『釣りビジョン』だったんですよね。そういうご縁もあるんですが、新婚生活もつかの間、立て続けに5人生まれ、ずっと子育てが中心だったので、夫婦2人だけで過ごす時間がほとんどなかったんです。だから、子育てを終えたあとの第2の人生の“土台作り”を今しているって感じなんですよね。もうすぐ50代、イクメンと言われるけれど、実は子どもたちを早く一人前に育てて、夫婦2人でいろんなことを楽しみたい…それが僕のモチベーションにもなっているんです」と目を輝かせる。

移住した湘南の海で釣りを楽しむつるの剛士 (C)釣りビジョン
 親の背中を見ながら子は育つもの、いろんな影響は与えていると思うが、「子どもたちに何かを強要したりはしないので、みんな自由にやっている」と語るつるのは、子煩悩だが教育パパというタイプではない。むしろ彼のエネルギーの根源は、“愛妻家”にあるにあるようだ。

 そしてもう一つは、亡き父の人生から学んだ教訓だ。「うちの親父は59歳という若さで亡くなっているんです。すごく無念じゃないですか。銀行員として真面目一徹、これから余生を楽しもうと計画していたと思うんですよね。そんな親父の姿を見ながら、『人生は儚(はかな)いな…』と痛感したんです。だから、せっかく生まれてきたんだったら、もっと太く生きて、自分がやりたいと思ったことは全部やってやろうと。自分が死ぬときに『つるの剛士、最高だった。この上ない人生だった!』と言って笑って死にたいと思っているんです」。

 つるの剛士が釣りを楽しみながら、「50歳を前に思うこと」…。移住した湘南の海への思いを語る『つるの剛士、今日、ナニつるの?』(釣りビジョン)は7月9日21時初回放送。(取材・文・写真:坂田正樹)

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