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清原果耶「失敗して泣いてもいい」 進化途中の20代、原動力は“自分に対する負けず嫌い”

映画

◼岡田将生は「お兄ちゃんのような安心感のある存在」

 相手役のハジメを演じた岡田とは、2019年放送の『なつぞら』で、兄妹役を演じた。数年ぶりの共演について、「『岡田さんがいるから大丈夫』という安心感があった」と切り出した清原は、「少しでも迷ったり、どうしようかなと思う時には、岡田さんがいつもそばで話を聞いてくださる。そして『こうしたらいいんじゃないかな』と相談に乗ってくださるのです。『なつぞら』でお会いした時からイメージはまったく変わらず、優しく、謙虚で、丁寧な方。本作ではお兄ちゃんではないのですが、お兄ちゃんのような安心感のある存在です」と信頼感を寄せている様子。

映画『1秒先の彼』より (C)2023『1秒先の彼』製作委員会
 テンポのちぐはぐな2人を演じたが、撮影現場では「ハジメくんがこれだけ早かったら、レイカはもう少し遅いほうがいい」と彼らのテンポ感の妙を表現するために、いろいろな試行錯誤があったと話す。また、キャラクターのやり取りにも楽しいシーンが満載で、とりわけレイカがハジメを人力車に乗せて走り出すシーンは印象的だ。

 「脚本を読んで、『人力車を引くの?』とびっくりしました。生きていて、人力車を引くことができるなんてまずないですよね。最高だなと思って」と清原はにっこり。「踏ん張る練習や、止める練習など、事前にいろいろと練習をしました。でも、レイカは人力車を引くのがうまいという設定ではないので、ハジメくんを乗せた人力車を下ろす瞬間に、“ガン!”と勢いよく地面につけてしまうのですよね。撮影前には、岡田さんにも『すみません、これから“ガン!”ってやります』と謝って。いろいろとご協力いただきました」と振り返った。「こんな経験、一生に一回だと思います。脚本に書いていただいて、本当によかったです」とあらゆる初体験にチャレンジできることも、女優業の醍醐味(だいごみ)だという。

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◼“スマホとうまく距離を取る”21歳のリフレッシュ術と仕事論

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