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清原果耶「失敗して泣いてもいい」 進化途中の20代、原動力は“自分に対する負けず嫌い”

映画

■10代の頃は「今よりももっと頑固だった」

 2015年、中学生の頃にNHK連続テレビ小説『あさが来た』(NHK総合)で女優デビューして以来、着実にキャリアを積み重ね、今年21歳となった清原。10代の頃は「今よりももっと頑固だった」と照れ笑いで告白する。

 「いわゆる“青い”という感じで、猪突猛進。常に『頑張らなきゃ』『ちゃんとしなきゃ』と気負っていました。でも当時はそれで良かったと思っています。今は『いただいた役への理解度を高めたい』『自分の役のことを1番わかっていたい』と思いつつも、『作品はみんなで作るのだ』という意識が強くなりました。いろいろな人の意見を柔軟に捉えて、消化していけるように努力したいと思っています」と力強く今のモットーを話してくれた。


 一方で、変わらないのは、“負けず嫌いな性格”が原動力になることだという。「誰かに向けての負けず嫌いではなくて、自分に対しての負けず嫌い。常に進化途中だと思っているので、その中で『ちゃんとやろう』『もっと頑張らないと』という責任感を絶やさずに持っていたいです」と熱を込めつつ、これからの20代の過ごし方について「たくさんの人に出会って、たくさん失敗して、たくさん恥をかいていきたい。失敗して泣いてもいいけれど、それも『良かったな』と思えるような生き方をしたいです。やらない後悔よりも、やる後悔。『きっと前に進める』と思いながら、これからも頑張っていきたいです」と爽やかな笑顔で宣言した。

 今の撮影期間中、清原が実践している前向きに生きる秘訣は、「現場に行くまでの時間に、自分で朝握ったおにぎりを食べること。自分を労ったり、ケアしていると思えると、次につながる気がしています」。(取材・文:成田おり枝 写真:小川遼)

 映画『1秒先の彼』は全国公開中。

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