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日向坂46・上村ひなの、初センター&ドラマ初主演に不安も成長を実感「一切泣くことなく向き合えた」

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■同世代の共演者が刺激に「ドラマの根本的な部分を学ばせていただいた」


ドラマ『DIY!!‐どぅー・いっと・ゆあせるふ‐』キービジュアル (C)TVドラマ「DIY!!」製作委員会 (C)IMAGO/avex pictures
――共演する=LOVEの野口衣織さんは上村さんと同じくアイドルグループからの参加という共通点がありますが、どんなお話をされましたか。

上村:本読みの時から「どうやってセリフを覚えます?」と相談しあったりしていて、演技経験が豊富なキャストの皆さんにも野口さんと一緒に「どうやって台本覚えるんですか」と聞きに行ったりしていました。お互いに「どうしましょう」「不安です」と言い合って、不安な気持ちをよく共有させていただいていました。

――セリフを覚えることに不安があったんですね。

上村:ドラマに参加させていただくまで、セリフをどう覚えたらいいのか本当に分からなかったんです。でも参加しているうちに、自分なりの覚え方が分かりました。変わっているんですけど、私の場合は青ペンでセリフに丸をつけると、スッと覚えられるんです。

――青ペン…。赤ペンではだめなんでしょうか。

上村:青ペンなんです。それが私にとっては一番の覚え方でした。

――メンバー以外の同世代の共演者との交流は上村さんにとって刺激になりましたか。

上村:すごくなりました。この作品に参加させていただいて思ったのは、「全員、キャラへの思いがとても強い」ということで、皆さんが原作アニメをすごく研究しながらドラマ撮影に挑んでいる姿が印象的でした。キャラクターの声のトーンと自分の声のトーンを合わせるためにチューニングをしていたり、みんなで聖地巡礼に行ったり。自分の演じる役柄に対して真っすぐ向き合って、自分自身を絡めながら役を作り上げるという、ドラマの根本的な部分を学ばせていただいたなと感じています。

ドラマ『DIY!!‐どぅー・いっと・ゆあせるふ‐』で結愛せるふを演じる上村ひなの (C)TVドラマ「DIY!!」製作委員会 (C)IMAGO/avex pictures
――上村さんはアニメに寄せた役作りをしていったのでしょうか。

上村:最初は「合わせなきゃ」と思って原作のアニメを見て、所々一時停止しながらせるふちゃんの話し方を声に出して、英語を覚えるみたいに練習していたんです。でもそれで本読みに行ったら「アニメに寄せすぎてしまうとドラマとしてはリアリティーがなくなってしまう」ということで、「寄せることを意識するよりも自然体のありのままな方が、せるふちゃんらしさが出るかもしれない」と監督からアドバイスを頂きました。それで、私も「そういう風にドラマを作るんだ」と理解することができたので、自分自身の中に元々ある“せるふちゃんらしさ”のようなものを出せるように、せるふちゃんとの共通点を考えながら役作りをするようになりました。

――今回、主演を経験したことで、今後も演技のお仕事をしたいという思いは強まりましたか。

上村:まだまだ難しいなと感じる部分はすごく多いんですが、それと同時にやりがいというか、緊張感や責任感を、少し楽しく感じられるようになった部分もあるんです。そうやって少しずつ自分の成長を感じられることがすごくうれしいので、これからもちょっとずついろいろなことにチャレンジして、自分自身を成長させていけたらいいなと思います。

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■アイドルとして過ごした5年 悩みや葛藤も「経験できて良かった」

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