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レジェンド声優・神谷明、『シティーハンター』続編に意欲!「野沢雅子さんら大先輩を見ていると本当に力になる」

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■神谷「次があるから頑張って現役を続けようというモチベーションがあります」


『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』冴羽リョウ役・神谷明 クランクイン!
 声優活動も50年を超える。代表作をあげれば枚挙にいとまがない。神谷にとって『シティーハンター』はどんな存在なのだろうか―。

 「週刊少年ジャンプで読んでいるときから『アニメ化されたらリョウは自分がやりたい』と強く思っていました」と当時を振り返ると「おそらく日本の俳優でこの役をできるのは僕しかないというぐらいにね。そんな大胆なことを思ったのは、後にも先にもこのキャラクターだけ。オーディションに受かった時は本当にうれしかったですし、今までやってきた役の集大成としてすべてを注ぎ込んだ存在です」。

 原作の力はもちろんだが、神谷が命を吹き込んだリョウは、世界中で大きな人気を博した。2019年にはフランスのフィリップ・ラショーが監督と主演を務めた『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』という作品を世に送り出し、日本でも大きな話題を呼んだ。また2024年には、Netflixで鈴木亮平を主演に実写映画化されることも発表されている。

 神谷は「ラショー監督の作品は“シティーハンター愛”にあふれていました。とにかく素晴らしかった」と語ると「小さいころ『シティーハンター』に夢中になっていた方たちが、新たな形で表現し始めていますよね」と“シティーハンターチルドレン”たちが作品を広げている現実に触れる。

 実写版でリョウを演じる鈴木とは以前から親交があるようで「彼もあふれんばかりの“シティーハンター愛”を持っている方なので、ものすごく楽しみ。この映画のプロモーションが落ち着いたら、ゆっくりと食事をしましょうと話しているんです」と語っていた。

 本作、そして来年はNetflixでの実写化と、ますます“シティーハンター旋風”は吹き荒れそうだ。神谷も「映画の大成功を願っているんです」と力強く述べた。「そしてキャスト全員もきっと次を待っていると思う。次があるから頑張って現役を続けようというモチベーションになります」とファンにはうれしい言葉。

 「大先輩である野沢雅子さんは僕より10歳上でも、バリバリ活躍されています。アメリカには、フランキー・ヴァリさんという89歳の歌手がいるのですが、彼も現役で歌っています。そんな方々を見ていると、本当に力になる。次回作もぜひ製作していただき、僕らも頑張りたいと思います」と力強く語っていた。

(取材・文:磯部正和)

 アニメ映画『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』は、9月8日より全国公開。

※冴羽リョウの「リョウ」はけものへんに「僚」のつくりが正式表記

『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』メインビジュアル (C)北条司/コアミックス・「2023 劇場版シティーハンター」製作委員会

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声優・神谷明が語る! 『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』スペシャルインタビュー

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