『VIVANT』飯田和孝P、最終回前に見返したい!すべてのチェックポイントを徹底解説
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【第8話】
◆乃木の特技がカギ!
手で重さを量ることができる乃木の特技は、第1話でジャミーンがパンを作るシーンで披露され、第8話ではヤスダ(音尾琢真)の悪事を暴きました。この特技を第1話のジャミーンとの何気ないシーンでやっていたことで、“後付けではない”ということが分かっていただけたのではないでしょうか。
【第9話】
◆善悪を判断できるジャミーンの存在
ベキの告白で、乃木がジャミーンに助けられた家が、実は自分が生まれた家だったと分かるところは、僕はこのドラマで一番好きなシーンかもしれません。この運命が繋がった瞬間は、事前に知っていながらも、映像を見て鳥肌が立ちました。ジャミーンの存在にも、いろいろな考察が出ていますが、“人の善悪を判断できる”彼女の存在は、最終回に生きてきます。
◆山本以外の日本のモニター
第9話のラストで、乃木に撃たれて死んだはずの別班員たちが生きていたという事実が判明しました。あの証拠映像を送ったのは“日本のモニター”とされていますが、これは果たして誰なのでしょうか。最終回で明かされますので、皆さんぜひ予想してください。第1話から第9話をよく見れば、この人物だというのは分かるはずです。むしろ、この人物がテントのモニターだと仮定すると、「なるほど確かに!!」となると思います!
――壮大な物語もついに最終回を迎えます。ズバリ見どころを教えてください。
飯田:このドラマは“憂助が愛を探す冒険の物語”です。愛を知らない乃木が、薫と出会って愛を知り、そして父親のベキにもその愛が向けられ……そうした乃木の思いがどういう結末を迎えるのか、最後にどういう愛の形を示すのかは1つの見どころとなっています。最終回ではまた漢文の言葉が出てきます。その言葉の意味と、ドラマ全話を見ていただければ、必ず1つの結末に辿り着くことができると思います。とても愛のある結末を想像できると思います。
そして、考察を楽しんでくれている皆様、そんなものはどうでも良いとすら思えてしまうシーンがドーンと待ち受けています。出演者の皆様も、口にしていますが、“家のテレビが壊れてしまうんじゃないかという豪華なシーン”を是非楽しみにしていただければ嬉しいです。
日曜劇場『VIVANT』最終回は、TBS系にて9月17日21時放送(79分SP)。