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騙される楽しみ、再び―小松由佳&宮田俊哉が魅せられた『GREAT PRETENDER』の世界

アニメ

『GREAT PRETENDER』インタビューより(左から)宮田俊哉・小松由佳
『GREAT PRETENDER』インタビューより(左から)宮田俊哉・小松由佳

関連 :

宮田俊哉

小松由佳

Kis‐My‐Ft2

 2020年に放送されたオリジナルアニメ『GREAT PRETENDER』の続編『GREAT PRETENDER razbliuto』がDMM TVにて配信中。今作では、ローラン・ティエリーをコンゲームの世界に誘った自称天才詐欺師ドロシーが主人公に。上海龍虎幇とのゲームに敗北し、命を落としたはずだったドロシー。しかし、海辺の小さな村、アジアの都市・台北から少しはなれたその場所に彼女の姿はあった。台北の黒社会に追われ、京都を目指す、その先に待っているものとは? この度、ドロシー役の小松由佳、そして本作の大ファンであり2021年に上演された音楽劇『GREAT PRETENDER グレートプリテンダー』で枝村真人役を演じた宮田俊哉(Kis-My-Ft2)にインタビュー。思う存分『グレプリ』の魅力を語ってもらった。

【動画】小松由佳&宮田俊哉が出演する『GREAT PRETENDER razbliuto』特番

■『グレプリ』らしさが詰まった新作 世界中から愛される理由はどこに?

――配信開始となったアニメを見られたとお聞きしました。宮田さんは『グレプリ』シリーズの大ファンとのことですが、新作はいかがでしたか?

宮田:すごくスピード感がある物語になっていました。気になるところはたくさんあるのに、考察する余裕がないくらい。ですが『グレプリ』の魅力は、「これどういうこと?」「あれってどういうこと?」という混乱からの、「うわ~! 騙された~!」という結末までの疾走感にあると思っています。新作にもその心地よい疾走感が詰まっていて、見ていてとても楽しかったです。前作をオマージュしたシーンやセリフもありましたしね。

小松:そこに気付かれるとは! 本当に前作が好きだったんだなとわかります。もちろん新作だけ見ても楽しめるのですが、宮田さんが言った通り、前作を見ていた人は「あ、このセリフって!」という細かなところからも『グレプリ』らしさを感じてもらえると思います。

――新作の決定が発表された際、海外からも多く反応がありました。この作品が世界中から愛される理由はどこにあると思いますか?

宮田:きっとみんな、騙されたくはないけれど、騙されている人を見たいんでしょうね(笑)。それは全世界共通なんだと思います。そのテーマを軸に、誇るべき技術を持つ日本がアニメーションを制作している。さらに物語の中にも日本らしさが反映されていて、アニメが好きな海外の方にはそれも“刺さる”ポイントになっているのではないかと思っています。

小松:「いつかうちの国にも来るんじゃないか」と思っていただけたら良いですよね。すでに視聴した台湾の方からコメントをいただいたのですが、「確かに台湾はこんな感じだけど、もっと良いところもあるから、次はそこを舞台にしてね!」と書いてあって。そういう見方も楽しいなと思いました。

――新作では、小松さんが演じるドロシーが主人公に。宮田さんは、ドロシーのどんなところが魅力だと思いますか?

宮田:明るくて元気な中に、色気があるところ。それがいやらしいものではなくて、上品なんですよね。そこがドロシーの一番の魅力的な部分だと、僕は思います。

――そこが小松さんの演技の真骨頂でもありますよね。

宮田:確かに! 小松さんが演じているからこそ、魅力的なドロシーになっていますよね。

小松:ありがとうございます。現実生活では全くそんなことないんですけどね(笑)。アニメで描かれているセクシーな声の方って、現実にいたらちょっと引くじゃないですか。そういうことをできるのは、アニメのキャラクターならではだなと思います。普段できない表現、自分にはない部分を演じた時に「役者って楽しい!」と感じます。

宮田:僕はそんなにたくさんお芝居をやっているわけではないですが、その感覚はわかります。自分にはないものを表現する時って楽しいですよね。

――そんなドロシーは、前作にも登場。それが2020年と新作までに少し間が空きましたが、小松さんはすぐにドロシーの感覚を思い出せましたか?

小松:正直、前作を見直しました。ディレクターさんから「設定では年数が経っているので、前作ほどキャピキャピはしていないかも」とディレクションはあったのですが、実際演じてみるとテンションの差は全くなく(笑)。演じていると、すぐに前回の感覚が戻ってきました。ドロシーはとにかくテンションが高いキャラクターなので、演じるのに大変な部分はありますが、騙されても楽しむ姿勢が大好き。私もこんな生き方ができたらなと思います。

宮田:僕は今日初めて小松さんにお会いしましたが、リアルドロシーだと思いましたよ! 天真爛漫で、みんなに気さく。役者さんに会う時、演じる役のフィルターをかけて見てしまう時があるのですが、小松さんは「ドロシーそのままだ!」と思いました。

小松:ありがとうございます(笑)。

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■声優としても活躍する宮田俊哉 小松由佳に聞く“アニメの違和感”

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アニメ『GREATPRETENDER razbliuto』特番

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