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安田章大、「命はいずれ尽きる」身を持って体験した思いが今を楽しく生きるポジティブさに

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SUPER EIGHT・安田章大
SUPER EIGHT・安田章大 クランクイン! 写真:高野広美

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安田章大

SUPER EIGHT(旧関ジャニ∞)

 「おはようございま~す! SUPER EIGHTって言いま~す」。そう笑顔で取材場所に現れたSUPER EIGHTの安田章大。安田がこの春挑むのは、劇作家で演出家の青木豪と5年ぶりにタッグを組む、舞台 PARCO PRODUCE 2024『あのよこのよ』だ。青木による当て書きで明治初期を生きる架空の浮世絵師を演じる彼に話を聞くと、あふれるほどの舞台愛や、「めちゃくちゃポジティブ」だという今の心境に至るまでの変化などを真っすぐに語ってくれた。

【写真】安田章大、明治初期の浮世絵師の扮装も違和感なし!

◆5年ぶりタッグの青木豪にどう調理されるか楽しみ

 物語の舞台は江戸の幕末から大転換期を迎えた明治黎明期。とある浮世絵師とそれを取り巻く人々がひょんなことから事件に巻き込まれ珍道中に繰り出すことに。先行き不透明でどこへ向かっているのかさえ分からないご時世に、足が地に着かない人々が戸惑いさまようさまを、青木ならではのちょっとひねくれたユーモアと笑い、そこにちょっぴりの切なさ、さらには粋な音楽も織り交ぜ、爽快感あるエンターテインメントへと昇華させる。

 共演には昨年宝塚歌劇団を退団したばかりの元トップ娘役・潤花をはじめ、池谷のぶえ、落合モトキ、大窪人衛、村木仁、南誉士広、三浦拓真、さらには、市川しんぺー、中村梅雀と、実力派俳優が集結した。

――青木さんとは、古田新太さんと共演した『マニアック』以来の顔合わせ。前回印象に残っていることはありますか?

安田:世の中にこのような芝居を届けてもいいんだってことを学びました、こんな下ネタをって(笑)。古田さんと豪さんで、振り切ったおふざけっぽく見えるんですけど、ただ下ネタだけにはならなくて、ちゃんとストーリーがあり、エンターテインメントとして届けられるお二方の才能に、こういう見せ方があるんだ!と思いましたね。

――今回の出演オファーを聞かれて、どんなお気持ちでしたか?

安田:豪さんもこの5年の間に劇団四季で『バケモノの子』を当てたり、タイプの違う振り幅のある芝居を作り上げてきているので、どんな演出の付け方をするんだろう?と思いました。僕自身も、昨年70本以上舞台を観たので、自分の中に蓄積された芝居に対する演技プランもそうですし、体の使い方、言葉の投げ方といった吸収したものが、豪さんによってどのように調理されるのか楽しみにしています。

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◆明治初期の時代背景には令和の今とリンクする部分も

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