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風間俊介、40代の実感はまだ湧かず 『金八』『それでも、生きてゆく』を見返し感じたこととは?

エンタメ

風間俊介
風間俊介 クランクイン! 写真:高野広美

 岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット・地球ゴージャスの6年ぶりとなる新作『儚き光のラプソディ』が間もなく上演。結成30周年公演となる本作に、地球ゴージャスへの参加は三作目となる風間俊介が出演する。昨年40歳を迎えた風間に、地球ゴージャスや岸谷、寺脇の魅力、新しい環境で40代を生きる今の心境を聞いた。

【写真】キュートなウインクも披露! 風間俊介・40歳、いつまでも変わらない撮り下ろしショット

◆地球ゴージャスは「エンターテイメントの中にそっと大切なメッセージがある」

 「ここはどこだ」。ひとり、またひとりと謎の白い部屋に集まる人たち。共通することはただ一つ、それぞれの「逃げたい」という強い感情があふれそうになった瞬間に目の前に現れたという「扉」。その扉を開くと、この部屋が現れたという。

 集まったのは7人の男女。孤児院で育ったという青年、謎のジョッキー、軍服を身にまとった男、ホテル支配人に、ひまわり畑から来たという2人の男、そして老婆…。生きていた場所も時代もさまざまである。

 部屋の中で繰り広げられる会話により、互いの関係が微妙に、でも確実に変化する。なぜこの人と、なぜこの部屋で、なぜこの時に私たちは出逢ったのか。

 結成30周年記念公演となる本作には、岸谷、寺脇、風間のほか、中川大志、鈴木福が初参加。さらには三浦涼介、佐奈宏紀、保坂知寿ら豪華キャストが顔をそろえる。

地球ゴージャス結成30周年公演『儚き光のラプソディ』キャストビジュアル
――風間さんは、10周年の時の『クラウディア』、20周年の『クザリアーナの翼』にもご出演と、地球ゴージャスの周年作品には欠かせない存在となってますね。

風間:初めて出させていただいたのが20歳の時なので20年前ですね。その時に冗談で「10年後な」って言われて。五朗さんってそういうことを覚えている人で、本当に10年後にお話が来ました。その時もまた「10年後だな」って笑って言われて、「もっと早く呼んでくれてもいいんですよ」って返していたのですが、10年経って今回のお話が来た時は、本当にすごいな、あの約束だって思いました。

初めて出た時に五朗さんの40歳の誕生日をカンパニーでお祝いしたんです。そう思うとなんか感慨深くて。それと同時に、あのとき僕が見ていた五朗さんは、それはそれは大きくて偉大で…。(40歳になった)自分大丈夫か?と思いますけど、人にはそれぞれの時間があるので、僕の40歳を出していけたらいいなと思ってます。

――風間さんが思われる地球ゴージャスの魅力というのはどんなところでしょう。

風間:地球ゴージャスの作品で僕が素敵だなって思うのが、公には反戦三部作とは言っていませんが、争いをテーマにした、強く、でもどこか寂しげで悲しげな物語をエンターテイメントで包んでいる。大切なメッセージを含みながら、みんなが楽しかったって言って帰れるような作品であるところですね。

地球ゴージャスはエンターテイメントであり、生き様を大事にしていると僕は勝手に思っているんです。大切なメッセージがあるんだけど、大切なメッセージですと言って渡すのではなく、観た方たちが心躍ったり、喜びを感じたりするエンターテイメントの中にそっとメッセージがあるんです。

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◆20歳の風間青年の目に映った“かっこいい大人”岸谷五朗&寺脇康文

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