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劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』藤本侑里×上坂すみれ×小倉唯×福嶋晴菜「それぞれのウマ娘が切り開いた“新たな可能性”」

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藤本侑里

上坂すみれ

小倉唯

福嶋晴菜

■キャラクターの視点によって変わる心情の捉え方

――収録でとくに印象に残っているシーンは?

福嶋:私はポッケの雄叫びのシーンがとくに印象深いですね。収録時、藤本さんがアニメと同じように上半身を反らしながら拳を握って叫んでいる姿が本当にポッケとシンクロして見えて、すごくカッコよかったです!

藤本:ありがとうございます!

上坂:すごいなと思ったのが、史実の日本ダービーでも「ジャングルポケットの勝利の雄叫びか!」という実況があったんですよね。今回の劇場版ではそこにタキオンとのドラマも描かれていることもあり、どこか虚空に向かって吠えるようなむなしさも音声から伝わってきました。

藤本:やはり当時を知っている方や競馬ファンのみなさんにとって「ジャングルポケットといえば」というシーンであり、そこを決めなければこの役を演じる意味がないという気持ちで臨んでいたので、そう言っていただけてすごく嬉しいです。

(C)2024 劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」製作委員会
――あの雄叫びは今作の代名詞とも言えるシーンですよね。小倉さんはいかがですか?

小倉:私はタキオンがレースへの出走を無期限休止すると宣言をした後、旧理科準備室でポッケとタキオンが互いの想いをぶつけ合うシーンがとくに印象的です。アフレコ現場で2人のお芝居を生で聴くことができて、その段階から心に響いていたのですが、完成したアニメーションを見たときに、部屋の空気感や夕陽の色味なども相まって、よりリアルで素敵なシーンに感じました。

藤本:あのシーンでポッケが部屋から出ていった後、その場に一緒にいたダンツとカフェもそれぞれの想いをタキオンにぶつけていたのも胸に迫るものがありましたよね。

小倉:そうだね。本当にどのキャラクターの視点に立つかで、捉え方も受け取り方も変わるシーンだと思うので、いろんな視点から何度でも見ていただきたいですね。

(C)2024 劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」製作委員会
――また、フジキセキ、テイエムオペラオー、ナリタトップロードなど、さまざまなウマ娘も登場する今作ですが、とくにお気に入りのキャラクターは?

藤本:私はテイエムオペラオーですね。前年に年間無敗を達成し、誰がこのウマ娘に勝てるのか……という圧倒的な強者のオーラを放っていて、予告でテイエムオペラオー役の徳井青空さんのお芝居を聴いたときは鳥肌が止まりませんでした。また、アニメ『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』のその先を今作で見ることができて、いち『ウマ娘』ファンとしてもすごく嬉しかったです。

福嶋:私はフジキセキです。彼女がポッケと一緒に走るシーンは、いちトレーナー目線からも本当に胸が熱くなりましたし、ウマ娘の走らずにはいられない本能が感じられて。ポッケとフジ(フジキセキ)さんとタナベトレーナーの3人での掛け合いは、この劇場版の空気感を象徴するものだと感じました。

上坂:私はルー、シマ、メイのトリオが出てくるたびに癒しパワーを感じていました。どんなにシリアスなシーンでもこの3人が出てくると場が和むので、作品になくてはならない存在なんだなと思いましたし、本当に愛おしいキャラクターなので、いつかゲームのサポートカードで実装してほしいですね。

小倉:私のお気に入りは少し角度が違うんですけど、実況の泉本(奈々)ちゃんです。演じている本泉莉奈ちゃんとは他作品で共演する機会も多いのですが、レース中の臨場感や後半にかけて白熱する展開をテンポの良い実況で引き立てていて、彼女のプロ根性を感じましたし、この“実況”というお芝居が光るのも『ウマ娘』ならではの魅力だと思いますね。

(C)2024 劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」製作委員会

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■それぞれのウマ娘が切り開いた“新たな可能性”

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