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小川菜摘、家庭&育児優先で封印していた舞台 復帰から12年「ここからが第2のステージ」

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◆ずっと舞台に呼ばれるような自分であることがパワーの源



――デビューから46年が経ち、俳優業以外にもさまざまなお仕事にチャレンジされてきました。ターニングポイントを挙げるとすると、どんな出会いになりますか?

小川:バラエティに呼んで頂くようになったことですかね。コメンテーターとか。

――お仕事とご家庭を両立されて、今年はご結婚35周年も迎えられます。

小川:だいぶ主人には助けてもらってますけどね。地方公演で家を長期で留守にする時もありますけど、文句ひとつ言うわけでもなく、スタッフさんや後輩とご飯に行ったりしてくれているので。きっとそれは、26年やりたかった舞台を休んで子育てをしたっていうのを、主人も分かってくれているのでね。やっとできるようになったんだから自由にやったらって。芝居も観に来てくれるのでありがたいです。

――エネルギーに満ちあふれている小川さんですが、今後、どんな“小川菜摘”になっていきたいですか?

小川:舞台復帰してまだ12年目とかなので、ここからまた第2のステージ。ここからまた人生楽しめるなってすごく思っています。

いろんな演出家の方に、「菜摘さん、NGないもんね」って言われるんですよ。確かにこれまで、ミーアキャットのお母さんも着ぐるみを着てやりましたし、70歳の執事のおじいちゃんもやりました。役に関してはNGがないんです。ジャンルを問わず、与えられた役を自分なりに、「小川に頼んでよかった」と思ってもらえるようにやるのが目標なんですよね。ただ、水着とレオタードはNGでお願いしてます!(笑)

――ますますパワフルになられるそのパワーの源は何ですか?

小川:ずっと舞台に呼んでいただけるように、呼ばれるような自分であることがパワーの源です。自分に対して手を抜かないということですね。でも、抜くときは家でダラダラに抜きますけどね。メリハリです(笑)。

(取材・文:田中ハルマ 写真:高野広美)

 『中村雅俊芸能生活50周年記念公演』は、東京・明治座にて6月2日~18日上演。

〈第1部〉昭和歌謡音楽劇『どこへ時が流れても~俺たちのジュークボックス~』
上演台本・演出・振付 玉野和紀 
脚本 堤泰之
出演 中村雅俊 コロッケ 久本雅美
林翔太 土生瑞穂/小川菜摘/松田悟志/玉野和紀/田中美佐子(特別出演)ほか

〈第2部〉『MASATOSHI NAKAMURA LIVE -look back with smile,look ahead with pride.-』

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