知念英和「東京で仮面ライダーになってくる!」 上京2年で夢実現し『仮面ライダーガヴ』主演に抜てき
半世紀以上にわたる仮面ライダーの歴史の中で、初めて「お菓子」がモチーフの仮面ライダーが誕生。令和仮面ライダー第6作となる『仮面ライダーガヴ』(テレビ朝日系)が、9月1日9時より放送スタートする。お菓子の力と口のようなベルトを使って変身し、人間を襲う敵・グラニュートと戦う主人公・ショウマ役には、沖縄出身の知念英和(19歳)が抜てきされた。幼い頃から「仮面ライダーになりたい」と夢を追い続けてきた彼が本作にかける並々ならぬ思いを語ってくれた。
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――歴史ある『仮面ライダー』への出演が決まった際のお気持ちを聞かせてください。
知念:僕は幼い頃からテレビっ子で、勉強するかテレビを見るかという小学生時代を送ってきました。もちろん仮面ライダーシリーズもずっと見続けていて、「仮面ライダーになりたい」と憧れを抱いていたんです。そんな憧れの仮面ライダーに実際になれると聞いたときは、色々な感情が同時に湧き上がってきて、ぐちゃぐちゃになってしまいました(笑)。ですが、やはり一番大きかったのは喜びです。小さい頃からの夢が叶ったということで、とても嬉しい気持ちになりました。
――俳優になったのも、仮面ライダーに憧れがあったからなのですか?
知念:俳優を職業にしたいと本気で思い始めた頃から、ずっと「いつか仮面ライダーになる」ということを1つの目標にしてきました。同級生にも、学校の先生にも、習い事の先生にも、ご近所さんたちにも「俺は仮面ライダーになります!」と言い続けていて、「東京で仮面ライダーになってくるね!」と言って上京して2年。まさか、こんなに早く夢が叶うなんて…奇跡だと思いました。
――特に思い入れのある仮面ライダー作品はなんですか?
知念:『仮面ライダーW』(2009年)から『仮面ライダーウィザード』(2012年)くらいがちょうど世代なのですが、「こんな仮面ライダーになりたい」と思ったのは『仮面ライダーオーズ/OOO』(2010年)です。ベルトがどうしても欲しかったのですが、人気すぎてなかなか買えなくて。諦めきれなくて、祖父にクリスマスプレゼントでおねだりしたところ、寒いなか並んで買ってきてくれたんです。そんな思い出もあって『オーズ』は僕にとって特に思い入れの強い作品です。
――『ガヴ』は『オーズ』と同じ武部直美さんがプロデューサーを務めていますね。
知念英和
知念:そうなんです! なにか縁のようなものを感じて、とても嬉しくなりました。