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堀ちえみ、舌がん完治し「無理だと思った」音楽活動を本格再開 病気を経て人生観に変化

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◆歌いたいからこの世界に――14歳の原点を療養期間に思い出す


音楽活動を本格再開する堀ちえみ PHOTO:キシノユイ
――昨年には、デビュー40周年記念ライブ「Chiemi Hori 40thプラス1 Anniversary Live~ちえみちゃん祭り2023~」を開催。この周年ライブを目指してリハビリにも必死に取り組んでこられました。

堀:生きててよかったなって思いました。会場に駆けつけてくださった皆様の姿を見て、こんなにも待っていてくれる方々がいたんだと実感し、正直歌を手放そうと思っていた自分もいましたが、諦めないでよかった、手放さなくてよかったという思いがこみ上げました。

いろいろ人生を振り返ったときに、特に療養期間を終えてからそのままコロナ禍に入っていったこともあり、いろいろ考える時間があって。コロナの時期を経験したこともプラスされて、生きるってなんだろう、命ってなんなんだろうって考えたんですね。

自分は14歳の時になんで東京に出てきたんだろうって改めて思ったら、歌いたいからこの世界に入った。ドラマや映画とかいろんなことをやらせていただきましたけども、歌いたいっていう14歳の純粋な気持ちを持ったまま大人になって、お母さんになって生きてきて、そして病気にもなった。しかも、歌うのに致命的な部位のがんに。これはなんなんだろうと考えた時に、もう1回この状態でも歌いなさいっていう試練かなと思ったので、なにがなんでも、1人でも待ってくれている方がいらっしゃるのであれば、歌うべきだなと思ったんです。

それから、YouTubeで日本の歌い手さんはもちろん海外のアーティストなどが歌う時の舌の動きを見まくりました。フレディ・マーキュリーやミック・ジャガーはどういう舌の動かし方、どういう口の開け方をしているのかと一生懸命研究を重ねました。


――リハビリ中に以前より音域が広がったとか。

堀:そうなんです! ケガの功名といいますか、こういうことがなければ、解剖学にも目を向けなかったと思います。人が声を出す、人が言葉を操るというのは、どういう仕組みで、どのような部分を使って、どうやって出すのかっていうことをいろいろと研究したからこそ、一生懸命歌っていたのを力を抜くことから始めないといけないと、素人ながら勉強した効果かなと思います。

――10月29日、30日に渋谷 duo MUSICEXCHANGEにて開催される、ライブ「CHIEMI STYLE 2024~Autumn~」はどんなライブにしたいですか?

堀:今までは歌うとなったら、芸歴が長くなってしまったこともあり、全力でやらなきゃならないと周りも含めて身構えて、「よっこいしょ」と立ち上がる感じだったんですね。でもこれからは気軽に身軽に、もっと楽に、歌いたいから歌うんだっていうスタイルで歌っていきたいなと思っています。

アイドル時代の曲も当時のアレンジのまま歌いますし、私が作詞した曲はもちろん、洋楽のカバーも披露したいと思ってます。英語がペラペラな娘の彼氏に特訓してもらってるんですけど、大変です(笑)。

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◆ファンからの「ありがとう」に、家族も励みをもらった

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