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三山凌輝&久保史緒里、アーティストであり俳優という共通点 グループに寄せる想いに共鳴

映画

関連 :

RYOKI(三山凌輝)

久保史緒里

◆アーティストであり俳優…グループに寄せる想いに共鳴


三山凌輝
――久保さんは今回、心を開くことができたというお話もありました。

久保:本作は、2人の間に“触れられない”という大きな壁があるというお話です。それでもなぜ2人が一緒にいるのかというと、やっぱり彼らの間に深い信頼や愛情があったからだと思うんです。だからこそ、信頼を持てないまま現場に入るのは怖いなという気持ちもあり、できるだけ三山さんとコミュニケーションを取りたいなと思っていました。私は人見知りで、どの現場でも壁を作ってしまうタイプなんですが、自分が壁を作るから、相手も壁を作ってしまうということには気づいていて…(苦笑)。今回は壁をなくして現場に入ろうと決めていたところ、三山さんがもともと壁なく話してくださる方だったので、とても救われました。

三山:こちらこそ、救われていました。僕自身、いろいろなことを深く考えるような時期にこの作品と出会って。コミュニケーションをたくさん取れる現場で、僕からすると「久保ちゃんが話をたくさん聞いてくれた」という感じです。どんな話もこのやさしいオーラで受け止めてくれるので、僕はビリケンさんに触れているような感じでした(笑)。

映画『誰よりもつよく抱きしめて』場面写真 (C)2025「誰よりもつよく抱きしめて」HIAN /アークエンタテインメント
――アーティストでもあり、俳優でもあるという共通点を持つお二人。お話をしていても、そういった点で共鳴することはありましたか。

久保:お互いに自分の所属するグループが大好きで、熱を持って活動をしています。グループとして目指す場所がある中で、後輩に対して「こういった自分でいなければ」と考えたり悩むこともありますが、俳優として撮影現場で三山さんとお会いすると、お互いにグループを客観視しながら、どこか肩の荷が下りた状態でグループ活動のお話ができたように思います。すごく新鮮でしたし、とてもありがたかったです。

三山:本当にその通りで、客観視してみるとたくさんのことが見えてくるものだなと思っています。僕たちって、いくつもの職業を受け持っているという感覚で捉えることもできますよね。人間はいろいろな環境や状況を経験すればするほど、視点や感性が広がっていき、あらゆる物事に気づくことができるようになるもの。そういった経験、視点、感性をどうやってグループに投影していくのかと、考えたりもします。

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◆俳優業に挑む原動力は「好きという気持ち」

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