乃木坂46・与田祐希が語る、卒業を決意した理由 これからの活動への思い
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――卒業後についてもお話しできる範囲で教えてください。ブログでは「この卒業は終わりではなくて。再スタート」と書かれていました。
与田:これからもお仕事は続けたいと思っています。お芝居も続けたいですし、ファンの方とのイベントでも面白いことをできたらいいなって。これからも楽しみながら、頑張っていきたいと思っています。5月には乃木坂46のバースデーライブがあるので、みんなに負けないよう、私も頑張りたいです。
――お芝居でいうと『量産型リコ』シリーズが大好きでした。また与田さんが演技する姿を見たいです。
与田:ありがとうございます。うれしい。リコは本当に温かい現場で、今でもキャストのみんなで集まったりするんです。「こんな現場、なかなかないよ」ってみんなが言うくらいすてきな場所で、すごく感謝しています。リコをきっかけにファンになってくれた方もいて、「リコちゃん」って呼んでくれたりもして。これからもお芝居を頑張りたいです。
――いよいよ卒業も近づいてきて、2月22日、23日には卒業コンサートが開催されます。
与田:今までにないステージや演出があって、びっくりするようなサプライズも準備しています。ファンの皆さんが「楽しかった」と思えるコンサートにしたいです。緊張はしますけど、思いっきり楽しみたいです。スマホだけは挟まないように気をつけないと(笑)。
――最後にお聞きしたいのですが、2016年9月に16歳で乃木坂46に加入して8年半。アイドルになってよかったですか。
与田:もし16歳の頃に戻ったとしても、私はまたオーディションを受けると思います。本当にいい出会いがたくさんあったし、乃木坂に入らなければ出会えなかった人たちがいるので。
あるとき、夢を見たんです。「今の私のまま過去に戻ってオーディションを受ける」っていう。そのとき「ここで落ちたらみんなに会えないんだ」って思ったら、死ぬほど緊張して。「落ちたら終わり。すべてを失う」みたいな感覚になってすごく怖かったんです。16歳の私は、「東京に行ってみたい」っていう軽い気持ちで受けたんですけど、今振り返ると、乃木坂に入れて本当によかったと思います。
(取材・文:堀タツヤ 写真:山田健史)
乃木坂46・与田祐希3rd写真集『ヨーダ』は光文社より2月12日発売。価格は2500円(税込)