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松村沙友理、“さゆりんご”とのスイッチの切り替え意識 アイドルから俳優へ、躍進続く

ドラマ

◆松村沙友理の「やぶさかではない」こととは?



――バラエティー番組で“さゆりんご”として活躍されている松村さんはもちろん、俳優としてさまざまな役どころに挑戦されている松村さんもとても魅力的です。演技のお仕事の面白さをどんなところに感じられていますか?

松村:今回、麻衣ちゃんの人生を通して自分ひとりではやらないような人生を送れるのは、すごく楽しいなと思いました。普段着ないような服を着たり、やらないようなことをやってみたりとか、亮くんみたいな人に愛情を向けてもらうことも現実の世界ではないことなので、役を通して普段なら縁のない麻衣ちゃんの人生を歩めることはお芝居の魅力なのかなと思います。

――以前からお芝居にご興味があった感じですか?

松村:私のお仕事はアイドルから始まったので、もともとそんなにあったわけではなかったです。アイドル人生の中でいろんなプロフェッショナルな方にお会いして、いろんな作品を観てきて、女優という職業の素晴らしさみたいなものを感じたのかなと思います。

グループにいた時は、最初はグループのみんなと一緒にやる作品が多かったので、あまりお芝居をやったことのないみんなで、たくさん相談しながらやっていました。当時はそんなに演技レッスンとかもなくって、ドンと現場に入って、自分たちで考えて、メンバー同士で「このシーンはどうする?」とお互い相談しながらやっていた感じでした。でもそれが自分たちで考える力になったのかなと思うし、自分たちでやっていたことが楽しかったので、ちょっと良かったのかなとも思いますし、今でも演じることって楽しいなと思えているのかもしれません。


――バラエティーの現場とお芝居の現場で、ご自身に違いはありますか?

松村:テンション感は変わってるのかなと思います。やっぱりバラエティーの時は積極的にしゃべろうという意識をしているし、何を求められているか目的が違う分、自分の中でもスイッチは変わっているのかなと。

アイドルのころはいろんなお仕事をやらせていただいて、それが魅力でもあるんですけど、自分の中で混乱する時もあって。この時はどの自分がよくて、この時はどういう自分がいいのかなと混乱してしまったこともありました。どんどんこのお仕事を続けていくうちに、切り替えようという意識ができてきたのかなと思います。

――最後に、タイトルにちなみ、松村さんが「やぶさかではない(=喜んで〇〇する)」ことは何でしょう?

松村:趣味は愛犬なので、愛犬に関わることならなんでも「やぶさかではございません」! 休みってなったら、わんこを連れてどこに行くかを考えますし、自炊しないタイプだったんですけど、わんこのご飯は作るし、疲れていてもスーパーに行って、わんこの食材だけを買って作るというのは苦じゃないです(笑)。わんこに対してはだいぶ距離感もバグっていると思います。最初のころは距離を取られて嫌がられていたんですけど、最近は犬側が諦めて受け入れてくれています(笑)。

(取材・文:佐藤鷹飛 写真:高野広美)

 ドラマ『やぶさかではございません』は、テレ東系にて4月2日より毎週水曜24時30分放送。

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