成宮寛貴、8年ぶり俳優復帰作で魅了 42歳変わらぬビジュアルの秘密とは?
――8年ぶりの撮影現場ということで、以前との違いを感じられたりはしましたか?
成宮:今回取材を受けていて皆さんに聞かれるのですが、きっと皆さんも変化みたいなものを感じているんですかね。それこそ昔はブラック企業じゃないですけど、夜中まで撮影して翌朝もめちゃくちゃ早いとかありましたけど、今はちゃんと寝れるなっていう(笑)。それぐらいで、あとは特に違いを感じたというところはないかな。でも、物の価値観などは確実に変わっていっているので、そういう物差しみたいなものは、きっと気づいていないけど自分なりに変化しているものはあるかもしれないです。
――先ほど撮影をさせていただいて、本当に8年経ちました?と思うくらい、変わらない若々しさで驚きました。その若さの秘密はなんなんでしょう?
成宮:それはね…(ニヤリ)、フェイスマスクをするんだよ! プロデュースしていまして。僕の世代ってギリギリ美容をしっかりやっているというのが恥ずかしい世代なのですけど、その中でも自分はこつこつスキンケアすることが好きだったんです。フェイスマスクも、好きが高じて作ったのですが、真剣にやっています。
あとは今回の作品はアクションシーンやベッドシーンもあったので、しっかりトレーニングしました。
――現在42歳の成宮さんですが、40代になって何か変化はありましたか?
成宮:年相応です。心の問題ではなく、二日酔いが治らないとか、体の可動域がちょっと悪くなったなと感じたりとか。その分ちょっとだけ、ストレッチを多めにしたり、メンテナンスを意識的にしているかな。前から興味はあったのですけど、また人前に出る機会をいただいたタイミングから、さらに意識的になりましたね。
――8年ぶりの俳優復帰となる本作を皮切りに、これからどんな俳優・成宮寛貴を見せていきたいという思いがありますか?
成宮:今回は主役でメインのキャラクターをやらせていただきましたけども、40代になってくると、きっと脇で固めるというポジションも楽しめる年ごろなのかなと思ったりもするので、そういうところも幅広くやってみたいなと思います。いろんな欲も何周もした感じっていうのですかね(笑)、いい意味で力も抜けてきているので、この“大人の余裕の美学”“大人の魅力”みたいなものを自分なりに発揮できそうな役をこれからまたやっていきたいなと考えています。
――これまでも色気がすごかったのに、さらに大人の色気が加わった成宮さん、楽しみにしています!
成宮:よろしくお願いします!
(取材・文:佐藤鷹飛 写真:高野広美)
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