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松本潤、2025→2026年は“嵐を待ってくれた人”が楽しめる1年に 活動の念頭に置く思いとは

ドラマ

松本潤
松本潤 クランクイン! 写真:上野留加

 7月13日よりスタートした日曜劇場『19番目のカルテ』(TBS系/毎週日曜21時)で医師役を初めて演じる松本潤。役者としては大河ドラマで主演を務めたほか、舞台公演でロンドンの地に立つなど躍動。また、後輩グループのライブ演出を監修するなど、エンターテイナーとして躍進している。そんな彼にとって2025年からの1年は本作への出演、そして嵐の活動再開と、発表されている情報だけでも大きな年となりそうだ。本人も「忙しいです」と口に出すほど目まぐるしい日々が待っているようだが、そんな中でも…いや、そんな中だからこそ、松本潤が大切にしたいことは、「待ってくださっている人たちに楽しんでもらう」ことだという。

【写真】シックなジャケット姿がカッコイイ! 松本潤の撮りおろしカット(全4枚)

■初の医師役のイメージは“柔らかいもの、ぬくいもの”

 本作は、医療における19番目の新領域である総合診療科を舞台にした新しいヒューマン医療エンターテインメント。松本演じる魚虎総合病院の総合診療医・徳重晃は“問診”を通して病気を診るだけでなく、患者の心や生活背景などから“最善”を見つけ出し、生き方そのものにも手を差し伸べていく。

――医師の役を演じるのは今回が初ですが、役作りするうえで事前に準備したことはありましたか?

松本:今回演じる徳重晃というキャラクターは総合診療医なのですが、このお話をいただくまで恥ずかしながら総合診療というものを知らなくて。なので、撮影をする前にまず、本作で医療監修に入ってもらっている生坂政臣先生に取材する時間をいただきました。先生から総合診療とは何か、普段は具体的にどういうことをやっているのかというお話をお聞きしたんです。そのディスカッションが、徳重を演じるうえでいちばん役立ちました。

――生坂先生に言われたことで心に残っていることは?

松本:総合診療は“問診”がポイントだと。さまざまな患者さんがいて毎日が忙しいなか、一般的な保健医療だと医師の方もなかなか1人の患者さんにじっくりと時間を取れません。そんななかでも総合診療は自由診療の形を取っていて、患者の方から時間をかけてじっくり話を聞いて、可能性を1つずつ潰していくんです。その話が非常に印象的でした。

――安心感を与えてくれる世界観の本作。演じるうえで意識されたことはありますか?

松本:僕自身がせっかちなうえに、ドラマだと普段の日常的な会話よりテンポを速くすることが染みついているのですが、それを抑えて“なるべくゆっくり”ということを意識していました。ただ、ある程度撮影が進んでくるとリズムみたいなものが自分の体にもなじんでくるので、今はそこまで意識せずにお芝居ができていると思います。

――毎話、いろいろな患者さんが登場します。各話ごとに患者さんとの距離感も意識して演じていますか?

松本:そうですね。この患者さんに対してはどういう空気感や距離感、リズムで会話をしようかというのは、すごく意識しながらやっています。

――表情の作り方についてはいかがでしょうか?

松本:僕はどうやら演じる時の目が強いようで。真剣に問診したり、患者さんと向き合ったりしていると、目に力がグッと入ってしまう瞬間があるみたいなんです。そこは監督とも相談しながら表情を作っていきましたし、自分自身でも、顔は変わらないけれど心持ちをなるべく変えようと思って演じていました。頭のなかで柔らかいもの、ぬくいものをイメージするようにしていたんです。映像としては、柔らかい空気や適温な感じを表現できたんじゃないかなと思います。

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■座長として現場を1つに

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