クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

マヂラブ野田クリスタル、アドリブ地獄で見つけた“芸人の本質”「ドSとドMの2タイプを持っている」

エンタメ

野田クリスタル
野田クリスタル クランクイン! 写真:上野留加

関連 :

野田クリスタル

マヂカルラブリー

 “最高のキス”で物語を終わらせろ。ただし、途中で“安いキス”をしてしまったら即退場=“死”という前代未聞のデスゲームを描くNetflixコメディシリーズ『デスキスゲーム いいキスしないと死んじゃうドラマ』。配信初週にはNetflix週間第2位となり、国内外で反響を集めている。だが、参加者の1人であるマヂカルラブリー・野田クリスタルは、その企画内容を一切知らされていなかった。全てがアドリブという混沌(こんとん)の渦に放り込まれ、極限状態で見せたのは演技か、本性か。心身ともに丸裸にされたと語る野田が、衝撃の撮影の裏側を明かす。

【写真】まさにビジュ爆発な野田クリスタル、撮りおろしショット(8枚)

■「何が始まったんだ?」理解不能のアトラクションに強制参加

 撮影当日、スタジオに足を踏み入れた野田は、自分が置かれた状況をまったく理解できずにいた。アドリブドラマであることはおろか、どんな企画なのかも聞かされていなかった。ただただ、ノンストップで進んでいく物語の奔流に、為すすべもなく呑み込まれていった。

Netflixコメディシリーズ『デスキスゲーム いいキスしないと死んじゃうドラマ』場面写真
 「現場に行って急に始まったので、『ああ、何か始まったな』と。『長そうだな、今日1日』と思いました。何も知らない状態で来ているので、もうむちゃくちゃでしたね。撮られているという感じでもないです。それこそ、何かそういうアトラクションに巻き込まれているというか。ディズニーとかで役が入っているキャストに乗っかるやつ、あるじゃないですか。あれに巻き込まれた感じです」。

 他の部屋で何が起きているのかも見えず、飛び交う専門用語も意味不明。共演する劇団ひとりとのセッションも、手探りの連続だった。完成した映像では見事に会話が成立しているように見えるが、本人の感覚はまったく違っていたという。

Netflixコメディシリーズ『デスキスゲーム いいキスしないと死んじゃうドラマ』場面写真
 「僕らは噛み合っているとすら思っていませんでした。ひとりさんは凄まじく理解していたというか、作品の中に入っていましたけど、僕はもうずっと上っ面というか、『マジかよ』とか『クソっ』としか言っていません(笑)。僕がひとりさんに混じって即興演技ができている感を出していますけど、やっていないんです。リアクションしかしていないので。そこは、何も理解していないということがバレないようにやっていた感じですね(笑)」。

次ページ

■最下位からのM‐1制覇、天才への嫉妬……演技を超えた「本当の心の叫び」

1ページ(全3ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る