福山雅治の“スターたるゆえん”に大泉洋が感服「出会った人の先にファンの姿を見ている」
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――映画は北海道が舞台ですが、なぜか心太朗の北海道への愛が漏れているシーンがたびたび登場します。
大泉:台本に書いてあるんですよ。
福山:勝手にやってるわけじゃないからね。
大泉:書いてあるんです。セリフです。僕も「なんでこんなに護道さんは北海道を好きなんだ?」と思いましたけど(笑)。まあしかし、今回の映画は改めて雪が似合う作品だなと思いました。“FIRST LOVE”という淡い初恋の物語と、北海道の雪の景色がとってもきれいにマッチングしていて、雪の中でのアクションも素敵で、ワタクシの故郷が見事に盛り上げていたなとうれしくなりました。
大泉洋
――空き時間に、福山さんに北海道のお店をおススメされたりは。
大泉:しましたよ。お寿司屋さんとかね。それよりなんかね、福山さんがうらやましがってましたね。函館でロケをしていたときも、北海道ですから、どうしても地元のみなさん僕とは距離が近いわけです。そういうのを見ると、福山さんが「どうして、今回、函館なの」ってうらやましがるわけです。
福山:それは当然そうですよ。
大泉:今回は冬の物語でしたから、北海道なのかなと思いますけど、長崎の異国情緒ある街並みも似合いそうですよね。
福山:本当ですよ。いつの日か長崎でも是非。
――もし次回の『ラストマン』で長崎を舞台にするなら、どういった場所で撮影したいですか、
福山:おススメの場所はいっぱいあります。グラバー邸であるとか、大浦天主堂とか。造船所や軍艦島とか。夜景もきれいだし、海も山も田園風景、そして島々もありますから。おすすめだらけです。
福山雅治
大泉:昔、大河ドラマの『龍馬伝』(NHK)関連で長崎に行ったときは、とにかくすごかったですよ。王様が帰ってきたという感じで。福山さんが帰ってきて道を通るからって、信号が全部青になるんですからね。
――バラエティ番組などでもお話されている逸話ですね。
大泉:本当なんですから。あの歓迎ぶりは、北海道の僕にはない感じでしたね。僕の場合は、親戚の兄ちゃんが帰ってきたって感じで話しかけてきますから。誰が仕事仲間なのか、ファンなのかわかりません。それもうれしいですけどね。

