常盤貴子、デビュー35周年もフットワーク軽く「自分の未来を楽しみにしている自分でありたい」
ドラマ『京都人の密かな愉しみ Rouge-継承-』より (C)NHK
――新作では三八子と母親である鶴子(銀粉蝶)との関係も大事なテーマになってくるのかなと思いますが、2人の母娘関係を見ていて何か感じるところはありましたか?
常盤:すごく楽しかったんですよね。女3代で守っていく伝統みたいなものがすごくかっこいいなと思ったし、みんなこうやって一生懸命生きていくんだなっていう感動もありました。
――三八子は親の病気というものに向き合いますが、同世代として他人事ではない感じがしました。
常盤:そうなんですよね。やっぱり私も年を重ねているし、母もその分一歳一歳をすごく大きく重ねていて。そんな親に対する思いは、やっぱり8年前とは一番違うところかなと思います。
――今回三八子の夫・驍とその先妻の娘・洛役でヒロインを務められる穂志もえかさんとのご共演はいかがでしたか?
常盤:もえかちゃんはとても落ち着いて見えました。でも、すごく自分のペースがある人なので、そんなに気負うこともなくのびのびと楽しんでいるように見えました。

――また今回のシリーズからの新キャストとして渡辺謙さんもご出演されています。
常盤:私自身は謙さんとの絡みのシーンはなかったんですけど、でも放送を拝見して「すごいな、ケン・ワタナベ!」って思いました(笑)。
謙さんご自身が『京都人~』のファンでいらして、源監督に「出たい」とラブレターを送られてご出演に至ったということもあって、やっぱり『京都人~』の世界観をすごくリスペクトしてくださっている感じがしました。世界観をご存じのベテラン俳優ですから、もう見事にマッチされていたし、ずっとそこにいたかのような存在感でしたね。
でも何より、団さんが喜んでるんじゃないかな(※編集部注:京都の文化に関心が深く、隣家の老舗和菓子屋の若女将である三八子を興味深く「観察」していた大学教授エドワード・ヒースローをこれまで演じてきた団時朗)。「団さんの代わり、渡辺謙さんが来てくれましたよ!」「おぉ、わるないなぁ」なんて言ってそう(笑)。
――団さんは2023年にお亡くなりになられたんですよね。
常盤:そうなんですよね。でも源監督は優しいから、すごくいい形でちゃんと団さん演じるエドワード・ヒースローさんを出してくださっているんです。

