望海風斗&和希そら、宝塚退団後も躍進止まらず ファン待望の初共演を前に互いの印象告白
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望海風斗
――今回ペパとカンデラを演じるにあたり、大切にしたいところはどこでしょう。
望海:自分が想像するキャラクターの枠に収まりたくないなと思っています。ペパは、登場するキャラクターの中で比較的まともだと見られる人に見えますが、そんな彼女が何かぎりぎりのところで、取り乱しながらも前に進もうとするところが、このペパのキャラクターの味かなと思うんです。私はどうしてもキャラクターをまとめ過ぎちゃう傾向があるので、今回はまったく知らないところにたどり着きたいですね。ペパは周りに振り回される役どころなので、そんな自分でもコントロールしきれない領域にいたいなと思います。
――カンデラはいかがですか?
和希:心のままに生きるというか、誰かの目を気にしたり人の気持ちを気にして自分を抑えることをしない人ですね。でもただ周りの目を気にしない人ではなく、全力で愛を捧げる人なんです。本当に100%純粋な人なので、ぎりぎりで本当にヤバい状態でも「私はこうしたいんだ!」「この人に愛を捧げたくなったんだ!」と全力で思いを前面に出していけたらと感じています。
――ペパとカンデラに共感する点はどんなところでしょうか。
望海:いろいろあるのですが、まず年齢が共通しているので、言葉の重みを自分の中で作り込まなくていいところがあります。
あとは、何かあった時にやっぱりまだ諦めきれないというか、ちゃんと前を見て、自分を投げやりにしないところ。どうにかしてこの現状を良くしたいと頑張るところは共通点ですね。
和希:カンデラは恋人がテロリストだということですごく焦って、「どうしよう、どうしよう」となっているんですけど、その合間にペパがイバンに送った絵はがきを読んだりとか、その場をちょっと楽しんでいたりする。その切り替えの早さみたいなものは、ちょっとわかるかも!って感じました。
――親友同士の関係性をどう作り上げていきたいですか?
望海:親友と言ってもすごくベタベタした感じではなく、どこか似てる部分がある人たちなんだろうなって感じています。人に対しての興味の持ち方がドライだったり、でもそこが分かり合えたり。二人でならではの距離感を作れるのではないかと本読みをしていても感じました。
和希:5対5で支え合っている親友じゃなくて、8対2みたいなパワーバランスでちょうどピタっと1つになれる感じがあるので、私はもう全力で助けを求めて、ペパを呼び続けたいと思います(笑)。
ミュージカル『神経衰弱ぎりぎりの女たち』公演ビジュアル
――ペパを振り回す最重要人物が高嶋政宏さんが演じられるイバンです。望海さんはイバンのような男性はどう思われますか?
望海:今日読み合わせをしていて、これはもうしょうがないと思いました。あんな目で、100%の熱量で、愛を語られてしまったら、理屈抜きでしょうがないんだなって(笑)。単なる今好きになる気持ちというか、軽い好きではなく、「私、この人といると違うフェーズに行けるかも!」「自分を高めてくれる人なのかも!」っていう気持ちにさせてくれるんだなって、今日高嶋さんを見て思いました。
秋山菜津子さんが演じられるイバンの元妻ルシアが、こういう人生を歩んできたと半生を語るのを聞いても、どうやってイバンとそうなるんだろう?と思っていました。だけど、あの人にかかっちゃったらもうしょうがないんだなって思わせてくれるのがイバンなんです。説得力がありすぎて、役作りで引っかかるところがなくなるほどの、とんでもないプレゼンを受けました(笑)。
和希:私も今日見ていて、本当に素敵だなと思いました。高嶋さんが途中、関係ない私のほうを向いてセリフを言った時には、カンデラもイバンの新しい女になっちゃう!みたいな感じで、うわー!!ってなりました(笑)。
望海:もうとにかくすごいです。皆さんイバンに心持って行かれると思います。

