稲垣吾郎、草なぎ剛&香取慎吾との久しぶりの映画共演は「新鮮で面白かった」 本人役を楽しみながら演じる

――熊本の天草で行われた撮影で印象に残ったことはありますか?
稲垣:どこか分からないちょっと近未来を彷彿とさせるような世界観で、はっきりどことは言っていないんですけど、世界の果てにも見えるし、楽園にも見える場所ということで選ばれたんだと思うんですけど、天草は本当にいいところで。初めて行きましたけど空気からもう違いましたし、食べ物も美味しくて。僕が以前バラエティ番組でも紹介したお寿司屋さんは東京ではなかなか食べられないようなネタもあって、本当に素晴らしかったです。
草なぎさんはお得意のもつ鍋屋さんを発見していたので、3人で一緒に行きました(笑)。
――タイトルにちなんだ質問をいくつかしたいのですが、稲垣さんはバナナはお好きですか?
稲垣:普通ですかね(笑)。夏に凍らせたバナナをジューサーに入れて飲むのは美味しいですよね。ゴルフ場などで小腹が減った時にバナナを食べるのもいいですよね。
――どんな時に「穴があったら入りたい」と思いますか?
稲垣:ありそうであまりないですね。スタジオのスリッパを履いて、私物の靴に履き替えないで帰ろうとすることはよくありますけど。せっかちなんですよね。
あとはラジオの生放送をやっているので、漢字を読み間違えちゃうとか。頭ではちゃんと読めているんですけど、反射的にありえない読み方をしちゃったりした時は恥ずかしいですね。
――精神的にドツボの穴にハマった時は、そこからどう抜け出しますか?
稲垣:そうなったらもう仕方がないですよね。時間が解決するのを待つというか、あまり動揺せずにできることから解決していくしかないかなと。もちろん物事にもよりますけど、あまり騒ぎ立てず、動揺せずにですかね。
あとは結構周りの方の力もちゃんと借りますね。甘えます。助けられる人に助けてもらうかな。

――CDデビューから35周年を迎える今年は、「ジルベスターコンサート」の司会で幕を開け、舞台『プレゼント・ラフター』があり、本作の公開。7月期はドラマ『リーガルビート』にご出演され、年末には舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』のフィナーレも控えるなどフル回転の1年となります。
稲垣:昔はノンストップでずっとやってきましたけど、今は時間がある時にはちゃんと余裕がある時期もあるので、忙しすぎるみたいな感覚は実はあまり感じていないんですよ。鍛えられたんですかね。
――ますます精力的に活躍を続けられる原動力はどこにあるのでしょうか?
稲垣:それはやっぱりやってることが楽しいからじゃないですか。別に何かのために一生懸命頑張って仕事しなきゃいけないということもないですし、その時間何にもないと自分がつまらないじゃないですか。張り合いもなくなっちゃうし。
あとは演じるということが多分好きだから続けられているのかな。そんなシンプルなもんですよね。現状は自分のペースにも合っているし、やりがいもあるのですごく楽しいです。
――そんな中で公開となる『バナ穴 BANA_ANA』ですが、作品を楽しみにされている皆さんへメッセージをお願いします。
稲垣:まずはまっさらな気持ちで観ていただいて、1回観ると何か引っかかるところや気になるところが絶対に出てくると思うので、繰り返し観ていただくとより楽しいんじゃないかなと思います。噛めば噛むほど味わい深い作品だと思うので、感性の赴くままに作品を感じてもらいたいですね。
僕が演じる“稲垣吾郎”は不思議なキャラクターで、本人役と言ってもすごくいろんな面を持っている、ちょっと掴みどころのないキャラクターなので、そこも楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。
(取材・文:近藤ユウヒ 写真:高野広美)
映画『バナ穴 BANA_ANA』は、6月27日より全国順次公開。

