富本惣昭、『ブルーロック』二子一揮役に抜擢 現場で座長・高橋文哉の姿から学んだこととは

――作品を拝見すると、皆さんどれくらいトレーニングされたんだろう?と驚くくらい、サッカーシーンも迫力がありました。
富本:サッカー練習は約1年半かけて経験者も含め全員が基礎練から重ねました。同時にフィジカルトレーニングも、週に何回か体作りのメニューに取り組みました。僕は二子と骨格が近かったので、そこまで体を大きくしないといけないことはなかったので、体力づくりがメインのトレーニングでしたね。
――同世代が多い撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
富本:常に明るくて活気に満ち溢れていて、ずっと賑やかな現場でした。皆さん同世代ではありますが、これまでいろいろな作品を経験されていますし、周りの方々からたくさんのことを吸収することができたので、すごくいい現場でした。
――これまでミュージカル『テニスの王子様』4thシーズンで菊丸英二役を演じられたり、9月に幕を開ける舞台『怪物事変』-東京編-で主演を務められるなど舞台での活動が豊富な富本さんですが、映画へのメイン出演は今回が初めてとなります。
富本:豪華すぎますよね。ここにいきなり僕が行って大丈夫かな?と最初は思っていましたけど、ここに僕がいる意味を自分で見つけて現場に入れたんじゃないかと思います。でもやっぱり緊張しました(笑)。
――撮影中、特に印象に残ったことはどんなことでしょう。
富本:潔役の文哉さんが、撮影が終わった後に一人一人に対して「お疲れ様でした」と目を見て全員に挨拶をして帰っていく姿が印象的でした。挨拶は基本ですし、僕も意識していますが、全体にではなく一人一人丁寧に挨拶される姿は、僕もそうなりたいと思いました。

――『ブルーロック』では、“エゴが才能を開花させていく”姿が描かれますが、富本さんご自身の「これは譲れない」というものはどんなことでしょう。
富本:「譲れない」というのとはちょっと別になってしまうかもしれないですけど、「負けない」という部分だと“素直さ”ですかね。さまざまな方と共演させていただく中で、先輩方から教えていただくことを素直に受け止めて次に活かすような、そういう吸収力では誰にも負けたくないですし、負けないと思っています!
――素晴らしいです! それでは最後に『ブルーロック』を楽しみにされている皆さんに向けてメッセージをお願いいたします。
富本:この作品はみんなで一緒に長い月日をかけて取り組んできた作品なので、僕自身も公開を楽しみにしています。全員が“エゴ”を持って現場に挑んだので、その熱量を劇場で感じていただければうれしいです。
(取材・文:近藤ユウヒ 写真:高野広美)
映画『ブルーロック』は、公開中。
