仲村トオル、“伊藤淳史”依存症を告白 『バチスタ』コンビが最新作を語る

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『チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸』から2年。伊藤淳史演じる田口公平と仲村トオル演じる白鳥圭輔の絶妙な凸凹コンビが展開する医療ミステリー、バチスタシリーズの最新作『チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮(らでんめいきゅう)』がいよいよ1月7日放送スタートする。また3月29日に公開の映画『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』でフィナーレを迎えることも決定している同人気シリーズで、すでにドラマの撮影を終えた主演の伊藤と仲村に、収録の感想やテレビドラマシリーズ集大成となる本作への思いなどを聞いた。
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海堂尊の小説「チーム・バチスタ」シリーズを原作に、過去3作で現代医療のさまざまな闇と対峙してきた田口と白鳥を演じる二人。2年ぶりの撮影だったが「どこかでずっと(バチスタシリーズが)続いているっていう感覚を持ちながら生活してきた」とは伊藤。仲村は喜びを感じながらも「少々の不安と緊張感みたいのもありました。(過去シリーズと)同じことをやっていいのかな、とか」と、クランクイン前の率直な思いを告白する。クランクインしてからは「自分の力で(田口に)戻ったっていうよりは、スタッフさんたちが戻してくれるというか田口先生にしてくれる、そういう実感はすごく大きかったですね」という伊藤に仲村が大きくうなづき「最初に本読みをやった時は自分のモノマネが下手になったなという感じがして、撮影に入るまでに前の作品を見ていたんです。でも現場に入ってみたら、みんなで作ってもらったんだって。衣装を着せてもらってヘアメイクをしてもらって、隣に伊藤くんがいて俺は白鳥なんだなと改めて感じました」(仲村)とドラマ班のチームワークを感じさせた。
「螺鈿迷宮」では、田口が病院長の命を受け地方の総合病院「碧翠院(へきすいいん)」へと派遣されるところから物語がスタート。碧翠院では、回復の見込みのない患者の痛みを緩和し延命治療により生活の質を高めることを尊重する終末期医療に取り組んでいる。院長の桜宮巌雄(柳葉敏郎)は娘の小百合(水野美紀)、すみれ(栗山千明)とともに患者や町の人たちから絶大な信頼を得ている人徳者であった。さらに、そこにはなぜか皮膚科医として患者の治療をする白鳥の姿が。ある思惑を抱いて病院に潜入した白鳥と偶然鉢合わせた田口の前に、終末期医療に携わる桜宮一族に隠された大きな謎が立ちはだかる。