梨花、22年のモデル人生を振り返る「終わったなと感じた時期もあった」
本書で、22年の区切りをつけた今。今後の目標について聞いてみると、「40代になってからは『女性としてこうなりたい』というのが出てきた」と瞳を輝かせた梨花。「モデルとしてこうなっていたいという気持ちが強かったときは、おのずと不安も押し寄せてきていたんだけど、『こういう女性になっていたい』って思っている今は、不安はない。そのくせ、活力とか行動力、原動力がくすぶっている感がなくて、楽しい感情で溢れている」。
梨花の目指す、「こんな女性になりたい」とは、具体的には「カッコいい人」。
「自分が強みだったり、自信だったりと思っていたことが、このままだとなくなっちゃうと思ったの。シワや風格とか、年齢とともに出てくる味はカッコいいにつながると思うんだよね。潔いともいうのかな。繕わずにいても、それまでの経験でカッコ良く見えるそんな女性になりたい」。
今後もさらなるステージを目指し、活躍し続ける梨花。新しい梨花の姿に多くの女性から視線が注がれ続けることだろう。(取材・文・写真:嶋田真己)
『梨花「NO.22」』(税抜3241円)は、5月28日発売。