青木崇高、映画『るろ剣』を語る「左之助は剣心のことが好きでたまらない」
「左之助は剣心のことが好きでたまらないんでしょうね」と笑うが、剣心演じる佐藤を見続けてきた印象を聞いてみると、「“静かなる炎”のようだと。彼のそういうところがもしかしたら、剣心につながっているのかもしれない」という。「行動がすべてで、口で何かを言うよりもちゃんとやってみせる。目的をしっかりと見据えて、一つ一つ駒を進めていく。本当にすごいなと思います」。
「大友組は、自分の中で間違いなく大きなポイント。人生においても、それ以前と以降に分かれるくらいの大きなもの」と大友監督との出会いは、生きる姿勢にも影響を及ぼしたとか。役者としての醍醐味も実感している様子だが、本人は「醍醐味なんて追いかけてないですよ」とサラリと答える。
「単純かもしれないですけど、みんなで力を合わせて一つのものを作って、それが喜んでもらえたら嬉しいというだけ。作り上げた時の“何なのこのハイな気分は?”というものを追いかけているだけかもしれない。頭で考えるんじゃなくて、意外なこととぶつからないと面白みって出て来ないと思うんです」。彼の体当たりの生き方は大友組との相性抜群だったようで、「衝突を恐れず、爆発させてくれるような現場。こういう作品に出会えるよう、これからも自由に暴れてきたい」と清々しく語る。
型にはまらず、どこまでも駆け上がっていきそうな青木崇高。左之助に負けず劣らずの熱血男だ。ぜひスクリーンで彼のパワーを実感してほしい。(取材・文・写真:成田おり枝)
『るろうに剣心 伝説の最期編』は9月13日より公開。
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