クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

鬼才クローネンバーグ監督が語る「日本への思い」

映画

鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督、最新作から過去作まで胸中を語る

鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督、最新作から過去作まで胸中を語る

 数多くの個性的な作品を世に送り出してきた鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督。最新作『マップ・トゥ・ザ・スターズ』ではハリウッドをテーマに、自身のキャリア初となるアメリカでの撮影に挑んだ。クローネンバーグ監督とハリウッド…不思議に感じられるこの融合に大きな意味はあるのだろうか。監督本人に真意を聞いた。

【関連】クローネンバーグ監督の最新作『マップ・トゥ・ザ・スターズ』フォトギャラリー

 「僕自身、ハリウッドに執着したことは一度もないし、映画作りを題材にした作品は、近親相姦的なイメージがあって意識的に避けてきたんだ」と、クローネンバーグ監督。本作はあくまで脚本家のブルース・ワグナーのシナリオと感受性に惹かれてメガホンを取ったことを強調し、さらに「こういう映画を撮るとは夢にも思っていなかった。僕自身が一番驚いているよ」と笑う。

 それでも「色々な企画で何度もロスのスタジオには通っていたから、ハリウッドを知らないわけではないんだ」と付け加える。「ハリウッドが題材だけれど、この映画は、そこに住む人の恐れや野心、プレッシャーの中に置かれた状況を観察した作品。だからシリコンバレーでも、ウォールストリートでも成立する映画なんだよ」と作品に込めた思いを語った。

 そんなクローネンバーグ監督は、過去何度も来日するなど、日本に対しては特別な思いがあると言う。「僕は1950年以降の日本映画が大好きなんです。この間も、友人と、自宅で“今村昌平フェスティバル”をやろうって盛り上がってね。当然、黒澤明監督の作品も知っていますし、その時代の日本の作品はずっと見ている。日本映画には積極的に興味を持っているんだ」。

1ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る