クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

清水崇監督、ハリウッドの現場は「一長一短」  敬語なし&日本の根性論も通用しない

映画

『7500』清水崇監督インタビュー
『7500』清水崇監督インタビュー クランクイン!

 『THE JUON 呪怨』『呪怨 パンデミック』に続き、清水崇監督が再びハリウッドのラブコールに応え、新たな恐怖の世界に挑んだフライト・パニック・ホラー『7500』(現在公開中)。「もう2度と飛行機に乗りたくないと思わせたい。『ジョーズ』を観たあとに海へ行くのをやめたようにね」と語る清水監督の今回の狙いは“群集心理”。海を越えたハリウッドの地で、悪戦苦闘しながら作り上げた最新作の舞台裏を聞いてみた。

【関連】飛行機内での恐怖を描いた『7500』フォトギャラリー

 本作は、ロサンゼルス発、東京行きのジャンボジェット7500便の機内を舞台に、様々な事情を抱えた乗客たちのドラマをグランドホテル形式で描きながら、1人の男の謎の死をきっかけに一気にホラーへと展開していく衝撃作。死体を乗せたまま飛び続ける7500便の中では、様々な怪異が巻き起こり、やがて乗客は疫病のように次々と謎の死を遂げていく。

 今回で3度目のハリウッド進出となった清水監督。きっかけは『THE JUON 呪怨』のプロデューサー、ロイ・リーとの再会から始まったという。「久々にお会いして、『飛行機の密室で起こるパニックものを作りたいと思っているが、興味あるか?』と持ちかけられた。ちょうど僕も、見ず知らずの人達が知り合って、恐怖体験を共有するという “群集心理”に興味があったので、その場で話が決まり、速攻で脚本を依頼していた」と述懐する。

 清水監督といえば、『呪怨』シリーズなど、一軒家のような“箱”の中の恐怖描写で手腕を発揮するが、今回は飛行機という密室空間。「高度1万フィート上空で逃げ場のない空間。恐怖の群集心理が巻き起こるにはもってこいの舞台でしたね」とニヤリ。「でも、今回は前2作と違って完全にアメリカの地でアメリカ人のスタッフと作ったので、日本に比べ、やりやすい面、やりにくい面、一長一短があった」と含みを持たせる。

1ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る