井上芳雄、ミュージカル界の王子から“偏屈王子”に「ツンデレ系の役が多いんです」
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宇宙航空分野の研究機関、JAXAの存在は広く知れ渡っている。では、JAMSTECと聞いてピンと来るだろうか。WOWOWの『連続ドラマW 海に降る』は、宇宙同様、私たちにとって神秘の場所である深海にスポットを当て、海洋科学に関する研究機関JAMSTECを舞台に、有村架純が有人潜水調査船の女性パイロット・深雪役で主演を務めるヒューマンドラマだ。本作で地質学研究者・高峰に扮した井上芳雄に迫った。
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舞台を基盤に活躍している井上。ミュージカル界では“王子”と呼ばれるスターであり、本作では“偏屈王子”と呼ばれる役柄に挑戦した。朱野帰子の同名小説を原作にしているものの、原作では高峰に"偏屈王子"の愛称はなく、井上が演じるからこそのニックネームとなった。
「映像作品に出させていただくときは、なぜかツンデレ系の役が多いんです。今回も最初はちょっと感じの悪い役(笑)。僕自身、夢や使命を感じて仕事に向き合っているという部分では、偏屈というかこだわりはあると思います。ただ僕は、できるだけ感じよく物事を進めたいタイプなので、その辺は高峰とは真逆ですね(笑)。彼は、人からどう思われるかは気にせずに、自分の主張ややりたいことをただただ進めていく。結果としてそれが偏屈に見えてしまうんです」。
JAMSTECの全面協力を得た本作。2014年に完成25周年を迎えた有人潜水調査船「しんかい6500」をはじめとした潜水船、研究船で撮影を行なうなど、圧倒的なリアリティと映像美のなか、深海に挑む人々のドラマが展開していく。
主演の有村とは、初共演となった。「今回、彼女は連ドラ初主演ということですが、その責任というか、役割を果たすんだという意気込みにあふれていて、年齢関係なしに尊敬できるステキな俳優さんでした」。
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