美少女コンテストグランプリに輝いた高橋ひかる、映画初出演は「精神的に成長」

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「今日も(地元の)滋賀から新幹線で来たんです」と笑う中学2年生の高橋ひかる。2014年の全国民的美少女コンテストでグランプリに輝き、翌15年の2月にはすでに代々木ゼミナールや日本生活協同組合連合会(CO・OP)でCMデビューを果たした高橋は、歴代受賞者の中でも異例のスピードで芸能界を驀進中だ。今年は、竹野内豊主演作『人生の約束』(1月9日公開)にて早々に映画初出演を飾る。「自分がスクリーンに映っているだけでも不思議な感覚でした」という彼女が怒涛の期間を振り返る。
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「グランプリを受賞したときは本当に信じられなくて。もしもらえるなら審査員特別賞だろうなと思っていたので、審査員特別賞が発表された時点で、『ダメだった…』って悔し涙が出始めていたんです。だからグランプリ発表のときには、悔し涙とうれし涙が混じったわけのわからない状態でした(笑)」。
そんな高橋だが、前述のとおり、キャリアは順調そのもの。『人生の約束』の撮影が始まったのは、CM放送開始直後の2015年3月だった。「映画デビューって、もっともっと年月をかけてレッスンをしてからだと思っていたので、石橋(冠)監督にお会いしてオーディションを受けて役が決まったときには本当にびっくりしました。こんなに順調でいいのかなって自分でもちょっと怖かったですね(苦笑)。でも現場では本当に多くのことを学ばせていただきましたし、精神的にも成長できた1年だったと思っています」。
竹野内豊をはじめ、共演者には江口洋介、松坂桃李、ビートたけし、柄本明、西田敏行らそうそうたる俳優陣が顔をそろえた感動作で、高橋は竹野内演じる主人公の亡き親友の、娘・瞳に扮した。「監督には愛をもって指導していただいて、本当に感謝しています。完成した作品を観ると、やはりまだまだだと感じることばかりなので、もっともっと勉強したいです」。