「アカデミー賞」案内役・高島彩、家族との映画生活語る 娘に見せたい作品はジブリ
「娘さんに見せたい映画は?」という質問に、高島は『思い出のマーニー』を挙げる。「今年、日本の作品としてノミネートされているのがうれしいですね。ジブリ作品の描く心の機微、大人になるとなくなってしまうような心の小さな揺れみたいなものが積み重なっている。多感な時期の長女がどういう感想を持つのか、すごく楽しみです。ジブリは一緒に見ていきたい」と熱弁をふるった。
アカデミー賞の魅力とはなんだろうか。高島は「これまで“今年はどんな映画を見ようか”という判断基準にしか思ってなかった。でも、携わるようになってみるとアカデミー賞という賞レースだけではなくてレッドカーペットの華やかさだったり、発表の合間に見せていただけるエンターテイメントの部分、ショーの部分でもクオリティが高いというのを知ることができた」と説明。
また、高島は「“まさかこんなものが!”というのを見られるのもアカデミー賞の醍醐味ですね」と言葉を続ける。「ジェニファー・ローレンスが転んだときに、ヒュー・ジャックマンが助けに行ったのに無視されちゃうみたいな。優しい男子とお姫様体質の女子のやりとりが大スターのなかで繰り広げられている面白さはありましたね。あと、皆で自撮りしたり、ピザ配ったりっていうのもありました」と回想し、今年の授賞式にも期待を寄せていた。(取材・文・写真:梶原誠司)
『生中継!第88回アカデミー賞授賞式』は、WOWOWにて2月29日9時より生中継。