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阿部サダヲ、瑛太だけが頼り!?「僕らはブレないでおこう」先輩俳優の“遊び”に対抗

映画

『殿、利息でござる!』阿部サダヲインタビュー
『殿、利息でござる!』阿部サダヲインタビュー クランクイン!

 実話に基づく映画『殿、利息でござる!』で、阿部サダヲは宿場町救済に命を懸ける主人公・十三郎を演じている。「完成した作品を観て、共演者みんなで褒め合った」というほど本作に大満足の阿部だが、撮影中は自由すぎる先輩俳優陣に翻弄され続けたと苦笑いする。それにしても、超の付く個性派が揃いも揃ったり、相棒役・瑛太だけが頼りだったという舞台裏を阿部本人に聞いてみた。

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 本作は、『武士の家計簿』などで知られる作家・磯田道史の近著『無私の日本人』の一編『穀田屋十三郎』を、『予告犯』などの中村義洋監督が映画化した時代劇ドラマ。舞台は江戸時代中期の仙台藩・吉岡宿、重い年貢で夜逃げが相次ぐ宿場町を救うため、造り酒屋の店主・十三郎(阿部)と町一番の知恵者・篤平治(瑛太)が、藩に大金を貸し付け“利息を巻き上げる”という大胆な作戦に打って出る。

 目標額は、なんと千両(3億円)!町の有志たちが私財を投げ打ち、町民のために、町の将来のためだけに投資するという心意気。しかも、この行いを「末代まで自慢してはならない」という“つつしみの掟”があったというから驚きだ。「僕も“偉そうにしちゃいけない”といつも思っているので、日本人としてわかる部分はありますね」と共感するも、「ただ、後世に名前を残したいっていう欲は正直あるかな。十三郎は阿部サダヲが演じたって知ってほしいですから(笑)」と冗談まじりに本音をポロリ。

 今回、瑛太をはじめ、妻夫木聡、松田龍平、千葉雄大、重岡大毅(ジャニーズWEST)、竹内結子ら若手・中堅陣に加え、山崎努、きたろう、西村雅彦、寺脇康文ら、個性豊かなベテラン陣が脇を締める。まさに豪華キャスト夢の共演だが、コンビ役として一番長く関わった瑛太について阿部は「とてもやりやすかった」と高感触。「この間まで舞台(NODA・MAP 第20回公演 『逆鱗』)で一緒だったんですが、稽古場で芝居をどんどん変えて挑んでくるから、それに合わせたり、それは違うぞとやり返したり、やり取りが実に面白かった」と振り返る。

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