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青木玄徳、「映画で勝負したい」 テニミュ、仮面ライダーの経験を糧に

映画

 青木演じた須藤は、本作で上昇志向が芽生えてきた。青木自身もそういう気持ちがあるのか問うと「最近沸いてきましたね」とニヤリ。「映画がすごく好きで、自分自身も出てみたいという思いが昔からあったんです。この作品がそういう気持ちをどんどん持ち上げてくれるんです」と目を輝かせる。

 そして「いまは映画というジャンルに主軸を置いて活動をしていきたいと思っているんです。ガッツリエンジンをかけて、止まることなく走っていきたいです」とキッパリ。「映画館で映画を観るのが本当に大好きで、そのスクリーンに自分が写っているなんて、考えただけでもすごいことですよね。そんな夢に少しずつでも近づけているというのがうれしいんです」。

 そんな気持ちになったのは、青木のこれまでの作品へのひたむきな取り組みに起因している。「ミュージカルや舞台、ドラマなどを経験させていただいたことはとても貴重な時間でした。そういう経験があったからこそ、映画という世界で勝負したいと声に出していえるようになったんだと思っています」。

 好きな映画監督を聞くと、デヴィッド・フィンチャーやクエンティン・タランティーノなど外国人監督から、日本人監督まで次々と名前が上がる。中でも豊田利晃監督の世界観が大好きだそうで「『青い春』とか『ナイン・ソウルズ』とか最高ですよね」と映画少年のように楽しそうに作品の話をしていた。

 「とにかくいろいろな役に出会いたい。小説を読んだ時に『あ、このキャラクターなら浅野忠信さんかな』なんて思い浮かぶ俳優さんっているじゃないですか。もし自分が、多くの人の中で、そういう存在になれたら最高ですよね。いまはまだまだですけれど、自分を磨いて頑張っていきたいです」と力強く語ってくれた。(取材・文・写真:磯部正和)

 映画『闇金ドッグス3』は絶賛上映中。

スタイリスト:吉田ナオキ
衣装協力:EGO TRIPPING 、GARROT TOKYO

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