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『仮面ライダーアマゾンズ』なぜ“異色作”と呼ばれるのか 藤田富&谷口賢志に直撃

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 水澤と鷹山は、当初いがみ合う、距離感が難しい関係。役に没頭する上で、谷口は仮面ライダーらと共に戦うプロの傭兵部隊“駆除班”の存在が大きかったという。「バトルシーンも含めて、朝から晩まで一番撮影に関わっていたのは彼ら。彼らが一番辛いはずなのに明るく接してくれて、僕たちのクッション材になってくれました。ピリピリすることも馴れ合うこともなく、現場の空気は完璧でしたね。ずっと皆で演じてたかったです」。

 今後やりたい役をたずねると、藤田は「谷口さんに刺激を受けた」と言い、「できるとは思っていませんが、コミカルな役にチャレンジしてみたいです」と明かす。一方、すでに様々な役を経験する谷口は、『シックス・センス』でブルース・ウィルス演じるマルコム・クロウが「クソ美味しい役」だと羨望の眼差し。「あれは俳優としては幸せ。全てを騙せてあらゆる感情を経験できる。彼が他人の人生を変えていると思わせつつ、最後にあの大どんでん返し。あの2時間で一人の人間の一生が全て分かる。あんなに美味しい役ないですよね。やれるならやりたいです」。

 最後に、相棒の演技について聞いてみた。藤田が「鷹山はつかみどころがない役なのに芯がある。谷口さんのステキな芝居があるからこそ成立するカッコいいキャラです。ぜひ観てほしい」とアピール。一方、谷口も「水澤悠が主役。何も知らなかった正体不明の青年が成長していく姿を見てほしいです。藤田富は、スゴイっすよ」と太鼓判。お互いを素直にリスペクトする様に、相棒への信頼感や本作に対する充実感を滲ませた。(取材・文・写真:桜井恒二)

 『仮面ライダーアマゾンズ』は、7月3日よりBS朝日にて毎週日曜深夜1時よりスタート。7月6日よりTOKYO MXにて毎週水曜22時30分よりスタート。

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