瀬戸康史「打ち解けられない自分が嫌」 俳優生活を変えたキッカケ

連続テレビ小説『あさが来た』では波瑠演じるあさの進む道を照らした熱い青年を、連続ドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』では、つかみどころのない“フェアリー男子”を演じて話題になった俳優・瀬戸康史。7月17日より放送が開始された連続ドラマ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』では、一転、頭脳明晰なエリートインターン桐明真司に扮する。台本を読んで「自分と似ている一面がある」と話していた瀬戸に作品の見どころや、自身の性格についてなど聞いた。
【関連】瀬戸康史インタビューカット&ドラマ場面写真
瀬戸演じる桐明は「採用試験の時から抜群に優秀で、プライドが高く上昇志向が強いエリート」というプロフィールで語られている。そんな役柄に対して「自分と似ている部分がある」とブログで記していた瀬戸。「完璧主義とか八方美人的な部分…。僕はそこまで八方美人ではありませんが、割と計算して物事を進めていく“THE A型”みたいな奴。そういうタイプなので、彼の気持ちがわかるんです。そんなエリートで頭がいい男が、一度大きく崩れ、心の部分が成長していく。そこをうまく演じられれば面白いなと思っています」と役柄へのアプローチ方法を語る。
完璧主義の男が崩れていく――。こうした経験が瀬戸の人生にもあったか問うと「大きく崩れたことはないですが、頻繁に崩れますね(笑)。割と色々なことで傷つきやすいんです。でもネガティブに捉えてはいなくて、そういうことがあっても、次にはいいことがあるんだって楽観的には考えるようにしています」と打ち明ける。
さらに「気にしやすいんですよ。どうしても周りの目を気にしてしまう。それは元々の性格だからしょうがないって思って、貯め込まないようにしています。マネージャーに話したり、僕は物語を書いているのですが、そこにぶつけたり……」と自己分析を続ける。