川口春奈、女優として「ブレずに流されずに」“自分にしかできないもの”を残す
渚はゲイのため、恋人にはなれないが、イケメンだし料理もうまく几帳面。「渚みたいな人がいてくれたらサイコーですね!実は情に厚いし」と川口。続けて「私は結構、面倒くさがりなんです(笑)。作品に出てくる料理は実際に全部おいしくて、また食べたいけれど、できれば作ってほしい(笑)。手間がかかるから、自分ではなかなか。それに、さすがにマキみたいな(ごちゃごちゃの)部屋ではないですけど、料理だけじゃなくて、掃除もしてほしいです(笑)」とぶっちゃけた。
今回、自分を見つめ直すOLを演じた川口。本人はまだ21歳だが、女優としての未来と意思ははっきりと見据えている。「自分にしかできない色、出せない色が必ずあるはず。誰が演じても同じということは、絶対にないので。だから、自分にしかできないものを、どの作品でも残していけたら、自分も納得するし、周りの人も認めてくれるようになるのかなって。ブレずに流されずに、自分がこう思うという部分は大事にして、これからもこの仕事に向き合っていきたいと思っています」。(取材・文・写真:望月ふみ)
『にがくてあまい』は9月10日より全国公開。