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宮藤官九郎、長編映画4作目『TYTD』への思いを語る 「僕の名刺みたいな作品」

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『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』宮藤官九郎監督にインタビュー
『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』宮藤官九郎監督にインタビュー クランクイン!

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 映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』のブルーレイ&DVD発売を記念して、宮藤官九郎監督にインタビュー。『真夜中の弥次さん喜多さん』『少年メリケンサック』『中学生円山』に続く、長編映画4作目に挑んだテーマは、なんと“地獄”!突き抜けたコメディーこそ「自分らしさ」と語る宮藤監督が、いまだから話せる撮影秘話を交えて、本作に込めた思いを改めて振り返った。

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 本作は、宮藤監督が、ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』や『タイガー&ドラゴン』、映画『真夜中の弥次さん喜多さん』などでタッグを組んだ盟友・長瀬智也(TOKIO)と人気俳優・神木隆之介のダブル主演で描く“超絶地獄”コメディー。バス事故によりこの世を去った高校生の大助(神木)が、クラスメイトの女の子にキスしたい一心で、地獄専属ロックバンド<地獄図(ヘルズ)>のリーダー、赤鬼キラーK(長瀬)と共に地獄からの生還を目指し奮闘するさまを活写する。

 そもそも地獄を舞台にしようという発想は、どこから生まれたのか。「今回はまず、長瀬くんと一緒に何か面白いことをやりたい、という思いが最初にあったんですが、ある撮影現場の空き時間に2人でしゃべっていたら、お互いに(ハリウッド俳優の)ジャック・ブラックが好きだってことがわかって」と述懐。「長瀬くんを主演に『スクール・オブ・ロック』(ジャックの代表作)のような映画を撮れないかな?と思っていたときに“地獄”という設定を思い付いたんです。“地獄の鬼”って言っちゃえば、すんなり受け入れられて、凄くバカなこともできるんじゃないかなと」。

 宮藤監督の中で長瀬智也+ロック=地獄、とイメージが広がったようだが、キラーKの振り切りぶりは予想以上に凄かった。「日本人はどうしても、ロックを少し高尚なものとして捉える傾向がありますが、そうじゃなくて、KISSとかAC/DCとか、ああいう突き抜けたもの、カッコ良すぎて笑っちゃうようなものが本来のロックじゃないかと。そういう考えが長瀬くんと一致したんだと思います」と嬉しそうに語る。

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