柴咲コウ、大河初出演は「素晴らしい機会」 しっかり前に出る1年に

2017年放送の大河ドラマ『おんな城主 直虎』で主人公・井伊直虎を演じる柴咲コウ。これまで数多くのドラマや映画に出演してきた彼女だが、大河ドラマに出演するのは初めて。「素晴らしい機会をいただけた」と意気込む柴咲に、本作に挑む決意や作品の魅力を語ってもらった。
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のちに徳川四天王の一人と呼ばれた彦根藩の藩祖・井伊直政を育てた遠江井伊谷の女領主・井伊直虎の波乱に満ちた生涯を描いた本作。女だてらに戦国の世を生き抜く人物という難役だが「台本がすごく面白くて、努力しなくてもすんなり入ってきました。いわゆる“大河”というものがどういうものなのかよくわかっていませんが、新たな大河ドラマの一面が作れそうです」と意欲満々だ。
共演陣には三浦春馬、高橋一生、杉本哲太、財前直見、市原隼人、柳楽優弥、前田吟、小林薫、ら現在発表されているだけでも豪華で個性的なメンバーがそろっているが「最初の1週間は猫かぶっておとなしくしていました」と笑顔を見せると「2週目からは素が出てしまい、本番以外はリラックスして臨んでいます。まだ周囲に配慮して……とまではいきませんが、まずは自分の役をしっかりまっとうしてから、周りに気を使っていければ……。でも差し入れとかはちゃんとしたいです」と座長という立場はあまり意識せず、自然体で臨んでいることを強調していた。
直虎という役柄については「周囲がどう豊かになるかという気持ちが根底にある人。行動しながらもしっかり考えている、とても応援したくなる人」と述べた柴咲。そんな直虎の幼少期からの友として登場するのが、三浦と高橋だ。「春馬くんは本当に笑顔が似合う実直な好青年ですね。一生さんも役柄がピッタリ。最初は表情で思っていることが読み取れないと思っていたのですが、一瞬見せる笑顔に癒されます。トライアングルの絆を感じながら撮影を続けていけると思います」。