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ジョニー・デップ、「私生活では絶対にあり得ない」“ジャック・スパロウ”を演じる魅力

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 さらに、「キャラクターは通常、物語の中で何かしらの到達点にたどり着くもの。ところがジャックには、到達点も何もなく、ずっとそのまま同じ地点にいるんだ。スカンクのペペ・ル・ピュー(アニメ映画『ルーニー・テューンズ』などに登場するキャラクター)みたいに、本人は自分のことを“かっこいい”と思っているけれど、体が臭くて、みんなから敬遠されてしまう。ジャックってそういうところもあるよね」と指摘しながらも、その目は愛おしさに満ちていた。

 また、本作では、CG技術によって若き日のジャック(つまりジョニー)が登場し、孤高の海賊となったルーツもひも解かれているが、これに対してジョニーは、「あんな顔だったかなぁ…?」と首をひねりながら、「若返った自分の姿を観るのは、奇妙でシュール。ちょっと滑稽な感じがするよ」と照れ笑い。

 それでも、「テクノロジーがどんどん進化すると、何でもできるようになるね。例えば、(往年の名優)ハンフリー・ボガートやマーロン・ブランドと、いつか共演できる日が来るかもしれない。万が一、それが可能になったら、僕だけ現場に行くのはズルいので、(CGが活躍している間)家でポテトチップスでも食べながら映画が完成するのを待っているよ」と冗談まじりに夢を語り、インタビューを大いに盛り上げた。(取材・文・写真:坂田正樹)

 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』は7月1日より全国公開。

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