『ベイビー・ドライバー』エドガー・ライト監督、“共感を呼ぶ”主人公の描き方語る
『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『ホット・ファズ ‐俺たちスーパーポリスメン!‐』などで高い評価を受けた俊英エドガー・ライト監督が、最新作『ベイビー・ドライバー』を引っさげて約6年ぶりに来日。天才的なドライビングテクニックで犯罪者の逃走を手助けする“逃がし屋”の青年の苦悩や葛藤を、軽快な音楽とテンポの良い映像で描き、本作でも非常に高い評価を得ているライト監督にハリウッドメジャー作品を手がけた感想や制作秘話を聞いた。
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これまで数々のヒット作を世に送り出し、日本でも多くのファンを持つライト監督。そんな彼が、初のハリウッドメジャー作品として挑んだ『ベイビー・ドライバー』だが、「映画を作るという意味では、これまでの作品と特別意識して変えた部分はないんだよ」と語る。
その一方で「ポジティブだったことの一つにスタジオ側から『可能な限りビッグネームにアプローチをしてほしい』という依頼があったんだ」と当時を振り返ると「これまでキャストに関してそういうアプローチをしたことはなかった。今回ジェイミー・フォックスやケヴィン・スペイシーなどビッグネームがたくさん参加してくれたんだ」と笑顔をみせる。
ライト監督にとってこうしたキャスティングは、自身の知的好奇心を非常にくすぐるものになったという。「大物をキャスティングすると予測できない重みも出てくるんだ。例えばもし、この作品がシリーズ化されたとき、オリジナルなので、誰が生き残って誰が死ぬとか、そういう部分の興味も沸いてくるんだよね」。
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